経済基礎講座

Basic Economics

日本の今がわかる10章。

私はExcel講師・データサイエンティストであり、経済の専門家ではありません。この講座は、私が日本銀行・内閣府・財務省などが公開している統計の一次資料を実際に読みながら、日本経済をゼロから学び直しているノートです。上から教える講座ではなく、数字を一緒に見ながら「なるほど、こうなっているのか」と考えていく過程を、そのまま公開していきます。

目標にしているのは、円安・金利・国債といった経済ニュースを自分の頭で考えられるようになることです。ニュースの見出しを読んで「そうなんだ」で終わらせるのではなく、その数字がどこから来て、何とつながっているのかを、自分で追えるようになる。それがこの講座のゴールです。

そのため、この講座では暗記を目的にしません。用語や数値を覚えることよりも、数字の出どころを知り、数字同士のつながりを理解することを大切にしています。統計の値を使うときは、必ず出典と時点を添えます。将来どうなるかを断定して予測することもしません。

読者として想定しているのは、経済の予備知識がまったくない社会人です。パソコンがあれば、誰でも最後まで読み進められる教材を目指しています。

レッスン一覧

Lessons

全10章・63レッスン。第1章から順に読むと、日本経済の全体像がつながるように並べています。

第1章 お金の基本

第2章 経済を見るための数字

第3章 物価とインフレーション

第4章 金利と金融政策

第5章 政府のお金と国債

第6章 社会保障と年金

第7章 人口と日本経済

第8章 円・貿易・世界経済

第9章 企業・雇用・暮らし

第10章 日本の未来を数字で考える

ページの読み方

How to Read

各レッスンには、本文のほかに2種類の枠が登場します。「もっと深く」は、基礎の一歩先にある話題。読み飛ばしても本筋は追えますが、あとで戻ってくると理解がつながることがあります。「考えてみる」は、そのページのテーマをニュースや自分の生活に接続するための問いかけです。答えはあえて書きません。自分の頭で考えるための枠として使ってください。

本文で使う統計の数値には、必ず出典と時点を添えています。数字は時間とともに変わるものなので、「いつ時点の、どこが発表した数字か」を意識しながら読み進めてください。