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Lesson 046 – COUNT関数について

Yujiro Sakaki

5つ目の関数は、COUNT(かうんと)関数 です。数値データの個数を数えてくれます。

数値データの個数を数える、という表現はあまり聞き慣れないかもしれませんが、ここではセルの中に数値がいくつあるかを数える、と理解しておいてください。

MIN関数で使用したデータシートを再利用してみましょう。さて、この赤い四角の中で「数値データ」はいくつあるでしょうか? 

この関数も、「その他の関数」→「統計」の中にあります。

COUNT関数は「C」からはじまる関数なので、リストの上の方にすぐ見つかります。

SUM・AVERAGE・MAX・MINと同様のダイアログボックスが出てきました。 自動取得された範囲が異なりますので、再取得してください。

最後にOKをクリックします。

セルA1からA5までの間で、数値データはいくつありますか? という関数の問いかけに対して、「5」という結果が算出されました。

それでは、この5個あるデータのうち、ひとつを文字列データに変更してみます。

COUNT関数が入力されているセルは「4」と再計算されました。つまり、この関数の仕組みにおいて、文字列データは数えてくれないということです。

実はSUM・AVERAGE・MAX・MINも選択した中で、文字列データがあった場合は無視されます。

COUNT(カウント)という関数の名前から、文字列も含めてすべてのデータを数えてくれそうな印象があるので、この点は注意してくださいね。

しかし、やっぱりセルの中にデータが含まれていたら数をカウントしたいビジネスシーンも多いものです。こちらは COUNTA関数 の Lesson でご紹介しますので、お楽しみに。

Lesson 046 では、COUNT関数についての学習でした。

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ABOUT ME
榊 裕次郎
榊 裕次郎
Excel講師
1981年10月生まれのてんびん座、東京都出身。趣味は、旅行と料理とワイン。2025年、万博が大いに盛り上がるためにもがんばっていきます!

引き続き、青森・秋田・岩手でのお仕事ご依頼、お待ちしております!
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