こんにちは! Excel講師の榊裕次郎です。
エクセルでアスタリスク「*」を消す方法は、[検索と置換]→[検索する文字列]にチルダ「~」を加えて「~*」と指定すれば、アスタリスク「*」を記号と判別し、除去することが可能です。
「~」のキー入力は、Shift + ^(ひらがなの「へ」のキー)です。
【参考】「*」と「?」を検索する
急激に秋の気候へと様変わりした2021年9月2日、データクレンジング作業をしており、少々行き詰りました。
以下のようなデータと遭遇します。
先頭にある、この「*」を取り除きたい。
Excelでワイルドカードとなる「*(アスタリスク)」は、すべてという処理が含まれているため、検索と置換で以下のように使用してしまうと……
全データが除去されてしまいます。
これを回避するために、検索する文字列の「*(アスタリスク)」の前に「~(チルダ)」を先頭に置きます。
「~*」と入力。
これで、「*(アスタリスク)」を記号と判別させて除去することができました。
Excel講師界隈の中では有名な、田中亨先生の2006年の記事に掲載されていたのですが、さすがにこれは業務で遭遇しないとわからない。
チルダ「~」はホームディレクトリを表す、というのはGoogle先生が教えてくれるのだけど、Excel上で何の意味があるんだろう?
ただ、本来の記号として処理するという意味が込められているのは、想像ができそうですね。