統計検定3級|流し読みレッスン 第110話

統計的問題解決 ① PPDACサイクル

さえちゃん
さえ

ここでは、第8章の入り口として「データ分析って何のためにやるの?」を考えて、PPDACサイクルという枠組みを学ぶよ。

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第110話

統計的問題解決 ① PPDACサイクル

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統計検定3級|流し読みレッスン 第110話

統計的問題解決 ① PPDACサイクル

第8章「データの収集:実験・観察・調査」へようこそ。

ここからは、分析の前にある「データの集め方」を学ぶ章です。

第1〜7章は「集まったデータをどう料理するか」を学んできました。

第8章はその前段階、「そもそもデータをどう集めるか」を考えます。

まず立ち止まって考えてみましょう。データ分析は、何のためにやるのでしょう?

計算のため?グラフを作るため?いいえ、それは手段にすぎません。

データ分析の本当の目的は「問題を解決すること」です。

困っていることや知りたいことがあって、その答えを出すためにデータを使います。

さえ

「何のためにこのデータを見ているの?」って自問する習慣、すごく大事だよ!

データ分析を、料理にたとえてみましょう。

第1〜7章で学んだのは、包丁の使い方や火加減にあたる「調理技術」です。

でもその前に「何を作るか」「誰のために作るか」を決めなければ料理は始まりません。

第8章は「データという食材を、どう仕入れるか」の話です。

良い料理は良い食材から。同じく、良い分析は良いデータから始まります。

このデータ分析を体系的に進める、世界標準のフレームワークがあります。

それが「PPDACサイクル」。5つの段階の頭文字を取った名前です。

【記憶タイム】
PPDACサイクル
Problem→Plan→Data→Analysis→Conclusionの5段階からなる問題解決の枠組み
✍ 紙に3回書いてみよう

①Problem=問題の明確化。何を知りたいかをはっきりさせる段階です。

②Plan=調査の計画。どんなデータを、どう集めるかを設計します。

③Data=データの収集。実験・観察・調査などで実際に集める段階です。

④Analysis=分析。第1〜7章で学んだスキルがすべて活きる段階です。

⑤Conclusion=結論。分析結果から、最初の問題への答えを導きます。

度数分布表もヒストグラムも相関係数も、全部Analysisの段階で使う道具でした。

そして大切なのは、結論が出たら次のサイクルにつなげることです。

「売上下降の主因は平日の来店客数減少」とわかれば、新しい問題が生まれます。

「では平日の来店客数を増やすには?」という問いがまた生まれ、Pに戻ります。

さえ

PPDACって覚えやすいフレームワーク!でもね、サイクルだから「グルグル回す」のが大切なポイントだよ!

データ分析は1回で終わるものではなく、サイクルとして回し続けるものです。

次回は、このPPDACサイクルの中でも「いちばん難しい段階」を掘り下げます。