統計検定3級|流し読みレッスン 第98話

確率変数と確率分布 ② 確率分布・離散型と連続型

さえちゃん
さえ

ここでは、確率変数の「確率分布」と、離散型・連続型という2つのタイプを学ぶよ。

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第98話

確率変数と確率分布 ② 確率分布・離散型と連続型

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統計検定3級|流し読みレッスン 第98話

確率変数と確率分布 ② 確率分布・離散型と連続型

確率変数Xが決まっても、それだけでは「Xがどんな値を、どのくらいの確率で取るか」は分かりません。

それを表すのが「確率分布」です。今回はここを整理していきます。

歪んでいないサイコロなら、X=1〜6のどれも確率はすべて1/6です。

サイコロの確率分布。1から6のどの目も同じ高さ(1/6)になる一様分布0.16710.16720.16730.16740.16750.1676(確率)(X(出た目))

表にすると、Xの値と確率の対応が一覧で見えます。これを確率分布表と呼びます。

グラフにすると一目瞭然。すべて同じ高さの、きれいな一様分布です。

【記憶タイム】
確率分布
確率変数がどの値をどのくらいの確率で取るかを表すもの
✍ 紙に3回書いてみよう

確率分布には、必ず満たすべき2つの条件があります。

条件①各確率は0以上1以下。0≦P(X=x)≦1という決まりです。

条件②全確率を合計すると、必ず1になります。

サイコロなら6×(1/6)=1。「必ず何かの目が出る」という当たり前を表しています。

さえ

第6章の公理的確率、覚えてる? 確率分布の条件は、あの考え方とつながっているんだよ!

ここからは、確率変数の2つのタイプを見ていきましょう。

1つ目は「離散型確率変数」。飛び飛びの値しか取らない確率変数です。

サイコロの目、コインの結果、1日のメール受信数。値を1つずつリストアップできます。

【記憶タイム】
離散型確率変数
飛び飛びの値しか取らない確率変数。サイコロやコインなど
✍ 紙に3回書いてみよう

離散型の確率分布は、さっきのような確率分布表や棒グラフで表現できます。

2つ目は「連続型確率変数」。実数値ならどんな値でも取れる確率変数です。

連続型確率変数の分布を表す滑らかな曲線(確率密度関数)のイメージ

身長、体重、気温などが代表例。163.5cm、163.55cm…どこまでも細かく測れます。

【記憶タイム】
連続型確率変数
実数値ならどんな値でも取りうる確率変数。身長や体重など
✍ 紙に3回書いてみよう

連続型は、飛び飛びの棒ではなく、滑らかな曲線でその姿を表します。

連続型では「ある特定の値になる確率」を考えても、実は意味がありません。

「身長がぴったり163.500000…cm」となる確率は、ほぼ0だからです。

そこで、「ある範囲に収まる確率」を考えます。区間で捉えるのが連続型の発想です。

グラフでは、その区間の曲線の下の面積が確率を表します。

【記憶タイム】
確率密度関数
区間を指定すると、その面積を確率として返す連続型の曲線
✍ 紙に3回書いてみよう

グラフ全体の面積はちょうど1。範囲が広いほど確率は高くなります。

さえ

離散型は「数える」、連続型は「面積ではかる」。このイメージの違いが超重要だよ!

離散型と連続型は、値の取り方が根本的に違うので、扱い方も変わってきます。

3級では、離散型は確率分布表、連続型は正規分布を中心に押さえれば十分です。

正規分布は連続型の代表選手。次回以降、詳しく登場する予定です。

次回は、この確率分布を使った例題と、第7章スタートのまとめをお届けします。