統計検定3級|流し読みレッスン 第73話

回帰直線に関する歴史 ③ 3人のリレーとまとめ

さえちゃん
さえ

ここでは、3人のリレーをひと目で整理して、回帰直線の歴史シリーズを完走するよ。

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第73話

回帰直線に関する歴史 ③ 3人のリレーとまとめ

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統計検定3級|流し読みレッスン 第73話

回帰直線に関する歴史 ③ 3人のリレーとまとめ

前回までで、ゴルトン・ピアソン・フィッシャーという3人の物語がそろいました。

ここまでのストーリーを、表でひと目に整理してみましょう。

ゴルトンは19世紀後半、親子の身長研究で「平均への回帰」を発見しました。

彼が残したのは「回帰」という用語そのものです。

ピアソンは19世紀末〜20世紀初、統計を数学的に体系化しました。

彼が残したのは、相関係数・標準偏差・カイ二乗検定というキーワードです。

フィッシャーは20世紀前半、実験計画法で現代統計学の基礎を確立しました。

彼が残したのは、分散分析・最尤法・有意水準というキーワードです。

【記憶タイム】
「回帰」の語源
(かいき)
ラテン語regressus(戻る)由来。ゴルトンの平均への回帰から命名された
✍ 紙に3回書いてみよう

「気づき→整理→実用」というリレーが、約半世紀をかけて行われました。

【記憶タイム】
気づき→整理→実用
ゴルトン→ピアソン→フィッシャーの順で回帰分析の骨格ができあがった流れ
✍ 紙に3回書いてみよう

ゴルトンの不思議な観察がスタート地点で、フィッシャーが実用的な道具箱を完成させました。

こうして現代統計学の土台ができあがったのです。

第3章の標準偏差、第4章の相関係数、第5章の回帰分析。すべてに3人の影響があります。

「なんでこの言葉なんだろう?」と感じたとき、歴史を思い出すと用語が立体的に見えてきます。

さえ

ゴルトンが気づいて、ピアソンが数学で整理して、フィッシャーが実用に仕上げた!3人のリレーだね!

さて、回帰直線の歴史、ポイントを整理しておきましょう。

ゴルトンは親子の身長研究で「平均への回帰」を発見。「回帰」の語源になりました。

平均への回帰は、極端な値の次は平均に近づく値になりやすい現象。日常の様々な場面で起きます。

ピアソンはゴルトンの発見を数学で整理。相関係数・標準偏差を定式化しました。

フィッシャーは実験計画法・分散分析などで、現代統計学の基礎を確立しました。

3人のリレーで、現代の統計学・回帰分析の枠組みができあがりました。

数式や手法だけでなく、誰がどう考えたかを知ると、統計学はぐっと立体的に見えてきます。

さえ

歴史を知ると、次に習う数字たちがぐっと身近に感じられるようになるよ!

次は『決定係数』を学びます。回帰分析はここでいったん一区切りです。