統計検定3級|流し読みレッスン 第67話

回帰分析 ③ 相関分析との違い、まとめ

さえちゃん
さえ

ここでは、相関分析と回帰分析の役割の違いを整理して、回帰分析のシリーズをまとめるよ。この話で完結!

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第67話

回帰分析 ③ 相関分析との違い、まとめ

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統計検定3級|流し読みレッスン 第67話

回帰分析 ③ 相関分析との違い、まとめ

前回までで、回帰直線の式「Y=aX+b」、回帰係数a、切片bの意味を学びました。

今回は、第4章で学んだ相関分析と、回帰分析の違いを整理します。

2変数の関係を扱うという点では似ていますが、役割は大きく違います。

相関分析は、XとYを対等に扱う「対称」な関係を見ます。

回帰分析は、X→Yという方向を持った「非対称」な関係を見ます。

相関分析で得られるのは、関係の強さと向き(相関係数r、−1〜+1)です。

回帰分析で得られるのは、関係そのものを表す式(Y=aX+b)です。

相関分析の用途は「関係性があるかを判断」すること。回帰分析の用途は「予測すること」です。

【記憶タイム】
回帰分析
(かいきぶんせき)
散布図に1本の直線を引いて、2変数の関係を式で表し予測する分析
✍ 紙に3回書いてみよう

実務では、相関分析と回帰分析はセットで使うのが一般的です。

まず散布図と相関係数で、関係性があるかを確認します(第4章)。

関係性があれば、回帰直線で式を求めて、予測に使います(第5章)。

勉強時間とテスト点数の散布図に、回帰直線Y=8X+40を重ねた図0.47.641.8104.2(テスト点数(点))(勉強時間(時間))

「関係があるね」で終わらず「具体的にどんな式か」「新しい入力にどう予測できるか」まで踏み込むのが回帰分析です。

さえ

相関分析は「関係の強さ」、回帰分析は「関係を式にして予測」。役割の違い、つかめたかな?

さて、第5章のスタートとなる回帰分析のポイントを整理しておきましょう。

回帰直線は、散布図の点の並びをいちばん良く表す1本の直線でした。

説明変数(X)は原因側で横軸に、目的変数(Y)は結果側で縦軸に置きます。

【記憶タイム】
回帰直線の式
Y=aX+b。中学の一次関数y=ax+bと同じ仕組み
✍ 紙に3回書いてみよう

回帰係数aはXを1増やしたときにYがどれだけ増えるか、切片bはXが0のときのYの値です。

勉強時間とテスト点数の散布図に、回帰直線Y=8X+40を重ねた図0.47.641.8104.2(テスト点数(点))(勉強時間(時間))

相関分析が「関係があるかを見る」のに対し、回帰分析は「関係を式で表して予測する」ものでした。

回帰分析は、知らない言葉に変装した一次関数。このイメージを持てば、この先もスッと入ってきます。

さえ

ここまで回帰分析の入り口、よく頑張ったね! 次はいよいよ、あの回帰係数「8」がどう決まるかを学ぶよ。

次は『最小二乗法』を学びます。