統計検定3級|流し読みレッスン 第52話

2つの変数の関係 ③ 相関を予想する練習問題とまとめ

さえちゃん
さえ

ここでは、相関の「強さ」の考え方を学んでから、相関関係を予想する練習問題に挑戦するよ。この話でシリーズ完結!

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第52話

2つの変数の関係 ③ 相関を予想する練習問題とまとめ

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統計検定3級|流し読みレッスン 第52話

2つの変数の関係 ③ 相関を予想する練習問題とまとめ

第3話は、相関のまとめから始めます。まず「相関の強さ」という考え方を押さえましょう。

正の相関・負の相関には、実は「強さ」の違いもあります。

強い相関(直線に近い点)と弱い相関(ばらつきが大きい点)を重ねた散布図● 強い相関の例● 弱い相関の例0.38.72.988.1(Y)(X)

点がきれいな直線に近い形で並んでいれば「強い相関」、ばらつきが大きければ「弱い相関」と呼びます。

【記憶タイム】
強い相関
(つよいそうかん)
点が直線に近い形で並ぶ相関。関係がはっきりしている
✍ 紙に3回書いてみよう
【記憶タイム】
弱い相関
(よわいそうかん)
傾向はあるが、点のばらつきが大きい相関
✍ 紙に3回書いてみよう

この強さを数値で表す方法は、次のシリーズで学ぶ「相関係数」です。今回はまず「向き」を見極めましょう。

さえ

相関には「向き」と「強さ」の2つの見方があるんだね。今回はまず向きを押さえよう!

では、ここまで学んだ内容を使って、実際に相関を予想する練習をしてみましょう。

問題1。中学生100人の「1日の勉強時間」と「数学のテストの点数」を散布図にしたら、どんな相関になりそうですか?

予想は「正の相関」です。勉強時間が長い生徒ほど、テストの点数は高くなる傾向が考えられます。

もちろん、勉強の質や理解度による個人差はあるので、点はある程度ばらつくはずです。

それでも全体としては「右上がり」の傾向になると予想されます。

問題2。30日間の「日の最高気温」と「おでんの売上」を散布図にしたら、どんな相関になりそうですか?

予想は「負の相関」です。気温が高い日ほど、おでんは売れにくくなると考えられます。

逆に、気温が低い日ほどおでんは売れやすくなるでしょう。「気温が上がるほど売上が下がる」=右下がりです。

ちなみに同じ気温でも、アイスクリームの売上と組み合わせれば、今度は正の相関が出るはずです。

さえ

相関の予想は、データを見る前に「どうなりそうかな?」と考えるクセをつけるのがコツだよ!

2問とも、まず自分の頭で予想してから実データを確かめる。これがデータ分析の楽しさです。

さて、ここで第4章のスタート「2つの変数の関係」を整理しましょう。

2つの変数の組み合わせは4パターン:質的×質的、量的×量的、質的×量的、量的×質的でしたね。

質的×質的は多重クロス集計表、量的×量的は散布図で関係を見ました。

散布図から読み取れる3つの相関、正の相関(右上がり)・無相関(ばらばら)・負の相関(右下がり)でしたね。

そして今回学んだ、相関の強さ。直線に近ければ強い、ばらつけば弱い相関でした。

散布図と相関の3パターン、これが第4章を通しての土台になります。

次は『層別散布図』を学びます。散布図をさらに分けて見る、新しい視点が登場します。