統計検定3級|流し読みレッスン 第53話

層別散布図 ① 散布図に3つ目の変数を加える

さえちゃん
さえ

ここでは、散布図にもう1つの変数「層」を加える層別散布図の基本発想を学ぶよ。

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第53話

層別散布図 ① 散布図に3つ目の変数を加える

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統計検定3級|流し読みレッスン 第53話

層別散布図 ① 散布図に3つ目の変数を加える

今回から3話にわたって「層別散布図」を学びます。散布図に、もう1つの視点を加える発想です。

これまでの散布図は、2つの量的変数の関係を見るグラフでした。

層別散布図は、そこに3つ目の変数を加えます。

3つ目の変数のことを「層」(そう)と呼びます。点の色や形で層を表します。

【記憶タイム】
層別散布図
(そうべつさんぷず)
散布図にもう1つの変数(層)を加え、点を色や形で塗り分けたグラフ
✍ 紙に3回書いてみよう

たとえば、ある中学校の生徒について、3つの変数を考えてみましょう。

変数X:身長。変数Y:50m走のタイム。層:性別です。

普通の散布図なら、身長と50m走タイムだけで点を打ちます。

身長と50m走タイムの散布図を、性別で色分けした層別散布図の例● 男子● 女子147.2180.879.3(50m走(秒))(身長(cm))

層別散布図なら、そこに性別の色を重ねます。男子は緑、女子はベージュの点です。

1枚の図に、3つの変数の情報が同時に乗っていますね。

これが「層別散布図」の基本的な見た目です。

では、なぜわざわざ「もう1つの変数」を加えるのでしょうか。

理由は明快です。データの中に、性質の違う2つのグループが隠れていることがあるからです。

それを見抜くための工夫が、層別なのです。

【記憶タイム】
層別
(そうべつ)
データをグループに分けて、集計やグラフ化をし直すこと
✍ 紙に3回書いてみよう

実はこの発想、前にも登場しています。

第3章で見た「男女混合のクラスの身長分布」を思い出してください。

全体のヒストグラムだと、山が2つあるように見えました。

でも男女別に分けると、それぞれは普通の一山の分布でした。

同じ発想を、散布図にも応用するのが今回のテーマです。

層別散布図は「3つ目の変数を、点の色や形で表現する散布図」とまとめられます。

さえ

散布図にもう1つの変数を色で乗せちゃう発想だよ!1枚の図で3つの変数がいっぺんに見えるの、便利だよね!

隠れたグループを見つけたり、グループごとの傾向の違いを見るのに役立ちます。

さえ

次の話では、層別散布図がどれだけ威力を発揮するか、具体例で確かめていくよ!

次は、実際のデータで層別散布図の効果を確かめてみましょう。