統計検定3級|流し読みレッスン 第51話

2つの変数の関係 ② 散布図と3つの相関関係

さえちゃん
さえ

ここでは、量的変数同士の関係を表す「散布図」と、そこから読み取れる3つの相関パターンを学ぶよ。

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第51話

2つの変数の関係 ② 散布図と3つの相関関係

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統計検定3級|流し読みレッスン 第51話

2つの変数の関係 ② 散布図と3つの相関関係

第2話は、量的変数同士の関係を見る「散布図」からスタートです。

身長と体重、勉強時間とテストの点数のように、量的変数を2つ並べて関係を見たいときに使います。

散布図は、横軸に1つ目の変数、縦軸に2つ目の変数を取り、データを点として打っていくグラフです。

【記憶タイム】
散布図
(さんぷず)
横軸と縦軸に量的変数を取り、データを点で表すグラフ
✍ 紙に3回書いてみよう

散布図はExcelの「挿入」→「散布図」で簡単に作れます。データを2列に並べて選ぶだけです。

さえ

散布図は2つの量的変数の「関係性」を見るためのグラフ。点の散らばり方からストーリーが読み取れるよ!

散布図の点の並び方には、3つの典型パターンがあります。正の相関・無相関・負の相関です。

相関とは、2つの変数が密接に関連する関係性のこと。一方が変化すると、もう一方も変化する関係です。

まずは「正の相関」から見てみましょう。横軸が大きくなると、縦軸も大きくなる関係です。

身長と体重の散布図。右上がりで正の相関を示す(身長150cmで体重45kg、身長175cmで体重68kg)147.5177.542.770.3(体重(kg))(身長(cm))

身長と体重の例で考えます。身長150cmで体重45kg、身長175cmで体重68kgというデータです。

点を打つと右上がりに並びます。身長が高い人ほど、体重も重い傾向があるとわかります。

【記憶タイム】
正の相関
(せいのそうかん)
横軸が増えると縦軸も増える関係。点が右上がりに並ぶ
✍ 紙に3回書いてみよう

次は「無相関」です。横軸と縦軸に、はっきりした関係が見えない状態です。

靴のサイズと数学の点数の散布図。点がばらばらで無相関を示す22.528.540.594.5(数学の点数(点))(靴のサイズ(cm))

靴のサイズと数学の点数の例です。靴のサイズが大きくても小さくても、点数はバラバラです。

点はランダムに散らばっていて、右上がりにも右下がりにも見えません。これが無相関です。

【記憶タイム】
無相関
(むそうかん)
横軸と縦軸の間に、はっきりした関係が見えない状態
✍ 紙に3回書いてみよう

最後は「負の相関」です。横軸が大きくなると、縦軸は小さくなる関係です。

気温と灯油の販売量の散布図。右下がりで負の相関を示す(気温0℃で120L、気温28℃で20L)-2.830.810130(灯油の販売量(L))(気温(℃))

気温と灯油の販売量の例です。気温0℃で120L、気温28℃で20Lというデータです。

点は右下がりに並びます。気温が上がるほど、灯油はあまり売れなくなる傾向がわかります。

【記憶タイム】
負の相関
(ふのそうかん)
横軸が増えると縦軸は減る関係。点が右下がりに並ぶ
✍ 紙に3回書いてみよう

散布図を見るときの基本は「点の流れがどっち向きか」を確認することです。

右上がりなら正の相関、右下がりなら負の相関、ばらばらなら無相関。まずこれだけ押さえましょう。

さえ

「右上がり、右下がり、ばらばら」の3パターンだけ覚えればOK!点の流れの向きをぱっと見てね。

今回のポイントは「散布図の点の向きで、正の相関・無相関・負の相関を見分ける」ということ。

次回は、この相関関係を実際に予想する練習問題に挑戦します。