第2話は、量的変数同士の関係を見る「散布図」からスタートです。
身長と体重、勉強時間とテストの点数のように、量的変数を2つ並べて関係を見たいときに使います。
散布図は、横軸に1つ目の変数、縦軸に2つ目の変数を取り、データを点として打っていくグラフです。
散布図はExcelの「挿入」→「散布図」で簡単に作れます。データを2列に並べて選ぶだけです。
さえ散布図は2つの量的変数の「関係性」を見るためのグラフ。点の散らばり方からストーリーが読み取れるよ!
散布図の点の並び方には、3つの典型パターンがあります。正の相関・無相関・負の相関です。
相関とは、2つの変数が密接に関連する関係性のこと。一方が変化すると、もう一方も変化する関係です。
まずは「正の相関」から見てみましょう。横軸が大きくなると、縦軸も大きくなる関係です。
身長と体重の例で考えます。身長150cmで体重45kg、身長175cmで体重68kgというデータです。
点を打つと右上がりに並びます。身長が高い人ほど、体重も重い傾向があるとわかります。
次は「無相関」です。横軸と縦軸に、はっきりした関係が見えない状態です。
靴のサイズと数学の点数の例です。靴のサイズが大きくても小さくても、点数はバラバラです。
点はランダムに散らばっていて、右上がりにも右下がりにも見えません。これが無相関です。
最後は「負の相関」です。横軸が大きくなると、縦軸は小さくなる関係です。
気温と灯油の販売量の例です。気温0℃で120L、気温28℃で20Lというデータです。
点は右下がりに並びます。気温が上がるほど、灯油はあまり売れなくなる傾向がわかります。
散布図を見るときの基本は「点の流れがどっち向きか」を確認することです。
右上がりなら正の相関、右下がりなら負の相関、ばらばらなら無相関。まずこれだけ押さえましょう。
さえ「右上がり、右下がり、ばらばら」の3パターンだけ覚えればOK!点の流れの向きをぱっと見てね。
今回のポイントは「散布図の点の向きで、正の相関・無相関・負の相関を見分ける」ということ。
次回は、この相関関係を実際に予想する練習問題に挑戦します。
