統計検定3級|流し読みレッスン 第20話

度数分布表の作成 ① 量的変数を階級に分ける

さえちゃん
さえ

ここでは、量的変数を「階級」という区間に分けて整理する考え方を学ぶよ。

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第20話

度数分布表の作成 ① 量的変数を階級に分ける

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統計検定3級|流し読みレッスン 第20話

度数分布表の作成 ① 量的変数を階級に分ける

第1章では質的変数の要約を学びました。ここからは第2章「量的変数の要約方法」に入ります。

量的変数(身長やテスト点数など)は、値がバラバラで、そのままでは集計できません。

たとえば、あるクラス20人の数学のテスト点数を見てみましょう。

点数は、12,25,28,35,38,42,45,50,55,58,62,65,70,72,75,78,80,85,90,95でした。

この20個の点数を一つずつ数えても、ほぼ全員バラバラで、何の傾向もつかめません。

そこで使うのが、適切な区間に区切ってから数えるという発想です。

この区間のことを「階級」(かいきゅう、英語で class)と呼びます。

【記憶タイム】
階級
(かいきゅう)
データを区切る区間。「以上・未満」で境目を表す
✍ 紙に3回書いてみよう

「0点以上20点未満」のように区切って、各階級に何人いるかを数えます。

すると、点数の分布の形が見えてきます。

これは量的変数を、いったん「カテゴリのような形」に変換していることになります。

量的変数を要約する第一歩は、連続的な値をいくつかの階級にまとめることです。

これは、質的変数の集計と同じ土俵に乗せるための準備でもあります。

さえ

量的変数も、階級に分ければ「カテゴリ」として扱えるんだよ。

さえ

前章で学んだ質的変数の集計と、ここでつながるんだね!

実際にテスト点数を階級に分けて、「度数分布表」を作ってみましょう。

20人のテスト点数を数直線に並べ、20点ごとの階級に区切った図010020406080(点数)

先ほどの20人の点数を、20点ごとの階級で区切ります。

「0以上20未満」「20以上40未満」…と、100点まで5つの階級に分けます。

階級とは、データを区切るための区間のこと。「以上」「未満」で境目をはっきりさせます。

この表では「以上」を含み、「未満」を含まないルールにしています。

だから20点ちょうどの人は、「20以上40未満」の階級に入ります。

隣り合う階級の幅、ここでは20点ずつの幅を「階級幅」と呼びます。

階級幅は、等間隔に取るのが基本です。

次は「階級値」です。階級を代表する、たった1つの値のことです。

階級値は、基本的に階級の真ん中の値を使います。

階級値=(階級の下端+階級の上端)÷2、という式で求めます。

「20以上40未満」なら、(20+40)÷2=30が階級値です。

「60以上80未満」なら、(60+80)÷2=70が階級値になります。

【記憶タイム】
階級値
(かいきゅうち)
階級を代表する値。(下端+上端)÷2で求める
✍ 紙に3回書いてみよう
さえ

階級値は「区間の真ん中」。その階級にいる人みんなを、だいたいこの値で代表させちゃう、ってことだよ!

階級値は、後の章で平均値を計算するときにも登場する、重要な考え方です。

次回は、度数・相対度数、そして累積度数・累積相対度数を見ていきましょう。