統計検定3級|流し読みレッスン 第15話

時系列データの要約 ② 変化率の計算と練習問題

さえちゃん
さえ

変化率の計算方法と、前月比・前年同月比などの使い分けを学ぶよ。練習問題も2問あるよ。

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第15話

時系列データの要約 ② 変化率の計算と練習問題

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統計検定3級|流し読みレッスン 第15話

時系列データの要約 ② 変化率の計算と練習問題

時系列データを数値で要約する代表的な方法が変化率の計算です。

「前の時点と比べて、何%増えた(減った)か」を表します。

変化率の式はこちら。「(現時点の値-前時点の値)÷ 前時点の値」です。

この値に100を掛けると、パーセント(%)として表現できます。

【記憶タイム】
変化率
(現時点-前時点)÷前時点。100を掛けて%表示
✍ 紙に3回書いてみよう

例えば、先月の売上が100万円、今月が110万円だったとします。

先月100万円から今月110万円へ増えた折れ線グラフ100110先月今月(売上(万円))

変化率=(110-100)÷100=10÷100=0.10。100を掛けて10%です。

これを「前月比10%増」と表現します。

変化率は「増加率」「減少率」と呼ばれることもあります。

比較する相手によって、前月比・前年同月比・前年比・前期比と呼び分けます。

前月比は前の月との比較、前年比は1年前との比較、前期比は前の四半期との比較です。

前年同月比は1年前の同じ月と比べる変化率で、季節要因の影響を受けにくいです。

【記憶タイム】
前年同月比
(ぜんねん・どうげつひ)
1年前の同じ月と比較。季節要因の影響を受けにくい
✍ 紙に3回書いてみよう

ニュースの「GDP前期比1.2%増」「物価前年同月比2.5%上昇」も、すべて変化率です。

さえ

「前月比」と「前年同月比」は似ているから混同しないように注意してね。

さえ

前月比はオンシーズン・オフシーズンの影響を受けやすいから、

さえ

前年同月比のほうがフェアな比較になることが多いんだよ。

では、実際に手を動かして変化率を計算してみましょう。

問題1:ある会社の売上が2023年500万円、2024年600万円でした。変化率は?

2023年500万円から2024年600万円へ増えた折れ線グラフ(問題1)5006002023年2024年(売上(万円))

変化率=(600-500)÷500=100÷500=0.20。100を掛けて20%です。

つまり前年比20%増。「分子は差、分母は前時点の値」と覚えましょう。

問題2:ある商品の販売数が先週250個、今週225個でした。変化率は?

先週250個から今週225個へ減った折れ線グラフ(問題2)250225先週今週(販売数(個))

減少しているので、結果はマイナスになるはずです。

変化率=(225-250)÷250=-25÷250=-0.10。100を掛けて-10%

これは「10%減」とも表現します。増えればプラス、減ればマイナスです。

さえ

2問とも解けたかな?変化率の計算は、家計簿でもビジネスでも一生使えるよ。

さえ

一度マスターしちゃえば一生モノ!

次回は、時系列データを比較するもう1つの方法「指数」を学びます。