棒グラフが「数の比較」なら、円グラフと帯グラフは「割合の可視化」が得意です。
同じ血液型データでも、見せ方が変わるとメッセージも変わってきます。
まずは円グラフから見ていきましょう。
円グラフは、全体を100%とした円を、各カテゴリの相対度数で扇形に分けるグラフです。
さきほどの血液型データなら、40%がA型、28%がO型、24%がB型、8%がAB型の扇になります。
円グラフを使うときの注意点を整理しておきましょう。
①カテゴリ数が多すぎる(目安7個以上)と、扇が細くなって読みにくくなります。
②立体(3D)の円グラフは避けます。手前の扇が大きく見え、誤解を招くためです。
③カテゴリの並びは大きい順(時計の12時から時計回り)が一般的です。
上の円グラフのように、大きい順・時計回りに並べると読みやすくなります。
続いて帯グラフです。長方形の帯を100%として、カテゴリごとに区切るグラフです。
「100%積み上げ棒グラフ」とも呼ばれます。
帯グラフが力を発揮するのは、複数のグループ間で割合を比較したいときです。
例えば男性社員と女性社員、それぞれの血液型分布を2本の帯にして並べてみましょう。
男性30人はA型15人・B型5人・O型8人・AB型2人でした。
女性20人はA型5人・B型7人・O型6人・AB型2人でした。
これを2本の帯グラフに並べると、男女の構成比の違いが視覚的に伝わります。
帯グラフを見ると、男女の構成比の違いがひと目でわかりますね。
円グラフ・帯グラフは「全体に対する比率」を見せるグラフです。
逆に絶対数の比較には棒グラフが向いています。
グラフ選びは「何を伝えたいか」から逆算するのがコツです。
さえ「比べたい」のが「数」なのか「割合」なのか。これさえ分かればグラフ選びで迷わないよ!
さえプレゼン資料を作るときも「このグラフでちゃんと伝わるかな?」を意識してみてね。
