統計検定3級|流し読みレッスン 第5話

質的変数の要約 ① 度数分布表と棒グラフ

さえちゃん
さえ

ここでは、質的変数の要約の基本、度数分布表と棒グラフの作り方を学ぶよ。

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第5話

質的変数の要約 ① 度数分布表と棒グラフ

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統計検定3級|流し読みレッスン 第5話

質的変数の要約 ① 度数分布表と棒グラフ

前回は、データを「質的変数」と「量的変数」に見分けるところを学びました。

今回は、その中でも質的変数に注目し、「要約」する方法を学んでいきます。

要約とは、たくさんのデータを一目で全体像がつかめる形にまとめることです。

質的変数を要約する第一歩は、それぞれのカテゴリに何件あるかを数えることです。

この件数のことを「度数」(どすう)と呼びます。英語では frequency(頻度)です。

【記憶タイム】
度数
(どすう)
カテゴリに属するデータの個数そのもの
✍ 紙に3回書いてみよう

例を見てみましょう。ある会社の社員50人の血液型を調べました。

血液型の度数分布表。A型20人、B型12人、O型14人、AB型4人、合計50人血液型度数(人)A型20B型12O型14AB型4合計50(社員50人の血液型の度数分布表)

結果は、A型20人、B型12人、O型14人、AB型4人でした。

これを表にまとめたものを「度数分布表」と呼びます。

【記憶タイム】
度数分布表
(どすうぶんぷひょう)
カテゴリ別に度数と割合を集計した表
✍ 紙に3回書いてみよう

度数分布表には、度数だけでなく「相対度数」もあわせて書くのが基本です。

相対度数の列が強調された度数分布表。A型0.40、B型0.24、O型0.28、AB型0.08血液型度数(人)相対度数A型200.40B型120.24O型140.28AB型40.08合計501.00(相対度数=度数÷総数(50人))

相対度数とは、度数を全体の総数(ここでは50)で割った値です。

いわゆる「割合」のことで、「比率」と呼ばれることもあります。

【記憶タイム】
相対度数
(そうたいどすう)
度数÷総数。割合・比率のこと
✍ 紙に3回書いてみよう

A型なら20÷50で0.40、つまり全体の40%を占めることになります。

相対度数の列が強調された度数分布表。A型0.40、B型0.24、O型0.28、AB型0.08血液型度数(人)相対度数A型200.40B型120.24O型140.28AB型40.08合計501.00(相対度数=度数÷総数(50人))

度数だけだと「20人いる」という事実は分かっても、多いか少ないか判断しづらいです。

相対度数で「全体の40%」と表現すると、規模感がぐっとつかみやすくなります。

この度数分布表をグラフにすると、どのカテゴリが多いかが一目でわかります。

血液型の棒グラフ。頻度の多い順に並び、棒どうしが離れている20A型14O型12B型4AB型(人数)(血液型(頻度の多い順))

そのグラフが「棒グラフ」です。横軸にカテゴリ、縦軸に度数をとります。

【記憶タイム】
棒グラフ
(ぼうグラフ)
カテゴリ別の「数」を比較するグラフ
✍ 紙に3回書いてみよう

棒グラフを書くときの基本ルールは4つあります。

血液型の棒グラフ。頻度の多い順に並び、棒どうしが離れている20A型14O型12B型4AB型(人数)(血液型(頻度の多い順))

①横軸にカテゴリ、縦軸に度数。②カテゴリ間の棒は離して描きます。

③並び順は頻度の多い順、または意味のある順(順序尺度なら順序通り)にします。

④「その他」のようなカテゴリは、一番右側に置きます。

量的変数のヒストグラム(次回以降で扱います)と棒グラフは見た目が似ています。

ただし棒グラフは「カテゴリ間に連続性がない」ことを示すため、棒を離して描く点が違います。

上の図のように、棒どうしが離れているのが棒グラフの目印です。

さえ

棒グラフって、実はめちゃくちゃ使われてるんだよ! 会議資料でもニュースでも「数を比べたい」ときの第1選択だよ。

棒グラフは「カテゴリ別の数の比較」が目的です。

「どれが多くて、どれが少ないか」を直感的に伝えるのに、これ以上シンプルで強力なグラフはありません。