統計検定3級|流し読みレッスン 第10話

グラフによる要約 ③ レーダーチャートとまとめ

さえちゃん
さえ

最後は複数の指標のバランスを形で見せる「レーダーチャート」。今回学んだグラフのまとめもするよ。

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第10話

グラフによる要約 ③ レーダーチャートとまとめ

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統計検定3級|流し読みレッスン 第10話

グラフによる要約 ③ レーダーチャートとまとめ

最後に紹介するのはレーダーチャートです。スパイダーチャート(クモの巣のグラフ)とも呼ばれます。

中心から放射状に複数の軸を伸ばし、各軸上に値をプロットして線で結び、多角形の形を作ります。

【記憶タイム】
レーダーチャート
(スパイダーチャート)
複数指標を多角形の形で見せるグラフ
✍ 紙に3回書いてみよう

使いどころは、複数の指標のバランスを見たいときです。

多角形の「形」が、対象の特徴をひと目で表してくれます。

5教科の成績のレーダーチャート。多角形の形がバランスを表し、英語が高く社会が低い国語数学英語理科社会

たとえば5教科の成績バランスや、商品の評価項目(価格・品質・デザインなど)に使われます。

選手の能力値(スピード・パワー・テクニックなど)を表すのにもよく使われます。

上のレーダーチャートのように、多角形の形がバランスを教えてくれます。

便利なグラフですが、いくつか気をつけたい点もあります。

軸が3個以下だと意味が薄く、10個以上だと読みづらくなります。5〜8個が見やすい目安です。

軸の並び順で多角形の形が変わるため、意味のある順番で配置します。

各軸のスケール(最小〜最大)を統一すること。単位が異なる場合は正規化が必要です。

正規化とは、数値の範囲をそろえるために0〜1や0〜100に変換する処理のことです。

【記憶タイム】
正規化
単位の異なる数値の範囲をそろえて比較できるようにする処理
✍ 紙に3回書いてみよう

複数のグループを重ねて比較するときは、線や塗りの色を変えてわかりやすくします。

レーダーチャートの強みは「形でバランスを伝える」ことです。

きれいな多角形はバランスが取れていて、いびつな形は何かが突出している、と読み取れます。

さえ

軸の順番を変えると見た目が変わっちゃうから、意味のある並びにするのがコツだよ!

さえ

似た項目を隣に置くと読みやすいよ。

今回登場したグラフの使いどころを、もういちど整理しておきましょう。

棒グラフは、カテゴリ別の数を比較します。

円グラフ・帯グラフは、全体に対する割合を見ます。

折れ線グラフは、時間とともに変わる値を見ます。

幹葉図は、少なめの量的データを元の値ごと残しながら分布を見ます。

レーダーチャートは、複数指標のバランスを形でとらえます。

グラフ選びは「何を伝えたいか」から始めます。データを見る前にメッセージを決めます。

それに合うグラフを選ぶ。この順番を意識するだけで、伝わるグラフがつくれるようになります。

次は『グラフの注意点』を学びます。