統計検定3級|流し読みレッスン 第8話

グラフによる要約 ① 基本グラフのおさらい

さえちゃん
さえ

質的変数の要約で学んだ棒・円・帯グラフをおさらいしつつ、時間の流れを見る「折れ線グラフ」を学ぶよ。

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第8話

グラフによる要約 ① 基本グラフのおさらい

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統計検定3級|流し読みレッスン 第8話

グラフによる要約 ① 基本グラフのおさらい

前回は質的変数の要約として、棒グラフ・円グラフ・帯グラフを学びました。今回はそれらを軽くおさらいします。

グラフはデータを「見える形にする」ための代表的なツールです。

種類によって得意分野が異なるので、何を伝えたいかに応じて選び分けます。

まずは棒グラフから。もっともシンプルで、もっとも頻繁に使われるグラフです。

商品カテゴリ別の売上を比べる棒グラフ(説明用の仮の数値)32商品A58商品B45商品C21商品D(売上(万円))(商品カテゴリ)

横軸にカテゴリ、縦軸に度数(数)をとり、棒の長さで大小を比較します。

質的変数の集計と、もっとも相性のよいグラフです。

使いどころは、商品カテゴリ別の売上比較や、都道府県別の人口、支店別の契約数などです。

【記憶タイム】
棒グラフ
カテゴリ別の数を比べる。横軸カテゴリ・縦軸度数(例:商品別売上)
✍ 紙に3回書いてみよう

次は円グラフと帯グラフです。どちらも「全体に対する割合」を見せるグラフです。

円グラフは、全体を100%とした円を、各カテゴリの相対度数に応じて扇形に分割します。

帯グラフは、長方形の帯を100%として区切ります。

帯グラフの強みは、複数のグループを並べて比較できることです。

たとえば「2024年の売上構成比 vs 2025年の売上構成比」のように、変化を視覚的に追えます。

【記憶タイム】
円グラフ・帯グラフ
全体に対する割合を見る。帯グラフは複数グループの比較が得意
✍ 紙に3回書いてみよう

3つ目は折れ線グラフです。横軸に時間(または順序)、縦軸に値をとり、各点を線で結びます。

時系列データの可視化に、もっとも適しています。

線の傾きから「上昇しているのか、下降しているのか、横ばいなのか」が直感的に伝わります。

点を線で結ぶのは、連続的な変化を強調するためです。

月の売上、株価の推移、気温の変化など「時間とともに変わるもの」を見るときの第一選択です。

月別売上の折れ線グラフ。各時点の点(マーカー)を線で結び、傾きで増減を伝える4205104705606205801月2月3月4月5月6月(売上(万円))

Excelでは、点のことを「マーカー」と呼びます。

長期的な推移ではマーカーがかえって見づらくなるため、短期的な推移でのみ使うのが基本です。

上の折れ線グラフのように、線の傾きがそのまま変化のストーリーになります。

使いどころは、月別の売上推移、株価の日次推移、月別の平均気温などです。

【記憶タイム】
折れ線グラフ
時間の流れを見る。点を線で結び、傾きで増減を伝える
✍ 紙に3回書いてみよう

まず「数を比べたい」のか「割合を見たい」のか「時間の流れを追いたい」のかを決めます。

それから棒・円・帯・折れ線を選ぶ。グラフ選びに迷ったら、この順で考えてください。

さえ

4種類のグラフ、それぞれ「得意分野」があるんだよ。何を見せたいかを先に決めてから、それに合うグラフを選ぶ。

さえ

これだけで資料の伝わり方がガラッと変わるよ!