前回は質的変数の要約として、棒グラフ・円グラフ・帯グラフを学びました。今回はそれらを軽くおさらいします。
グラフはデータを「見える形にする」ための代表的なツールです。
種類によって得意分野が異なるので、何を伝えたいかに応じて選び分けます。
まずは棒グラフから。もっともシンプルで、もっとも頻繁に使われるグラフです。
横軸にカテゴリ、縦軸に度数(数)をとり、棒の長さで大小を比較します。
質的変数の集計と、もっとも相性のよいグラフです。
使いどころは、商品カテゴリ別の売上比較や、都道府県別の人口、支店別の契約数などです。
次は円グラフと帯グラフです。どちらも「全体に対する割合」を見せるグラフです。
円グラフは、全体を100%とした円を、各カテゴリの相対度数に応じて扇形に分割します。
帯グラフは、長方形の帯を100%として区切ります。
帯グラフの強みは、複数のグループを並べて比較できることです。
たとえば「2024年の売上構成比 vs 2025年の売上構成比」のように、変化を視覚的に追えます。
3つ目は折れ線グラフです。横軸に時間(または順序)、縦軸に値をとり、各点を線で結びます。
時系列データの可視化に、もっとも適しています。
線の傾きから「上昇しているのか、下降しているのか、横ばいなのか」が直感的に伝わります。
点を線で結ぶのは、連続的な変化を強調するためです。
月の売上、株価の推移、気温の変化など「時間とともに変わるもの」を見るときの第一選択です。
Excelでは、点のことを「マーカー」と呼びます。
長期的な推移ではマーカーがかえって見づらくなるため、短期的な推移でのみ使うのが基本です。
上の折れ線グラフのように、線の傾きがそのまま変化のストーリーになります。
使いどころは、月別の売上推移、株価の日次推移、月別の平均気温などです。
まず「数を比べたい」のか「割合を見たい」のか「時間の流れを追いたい」のかを決めます。
それから棒・円・帯・折れ線を選ぶ。グラフ選びに迷ったら、この順で考えてください。
さえ4種類のグラフ、それぞれ「得意分野」があるんだよ。何を見せたいかを先に決めてから、それに合うグラフを選ぶ。
さえこれだけで資料の伝わり方がガラッと変わるよ!
