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Lesson 044 – MAX関数について

Yujiro Sakaki

Lesson044 ではMAX(まっくす)関数を学習します。

SUM(さむ)関数とAVERAGE(あべれーじ)関数の数式を改めて確認してみましょう。

=関数名(セル番地:セル番地)

  1. =SUM(A1:A5)
  2. =AVERAGE(A1:A5)

SUM関数の場合、セル番地「A1」から「A5」までの5つの範囲に含まれる数値データを合算する関数でした。

AVERAGE関数は、セル番地「A1」から「A5」までの5つの範囲に含まれる数値データを平均する関数でした。

それぞれの英単語を変えることで、仕組みが変わるため、出力される答えが異なります。では、同じ形式でMAX(まっくす)関数です。

セルA1からA5まで入力されたセルの数値データで、一番数字の大きなものをセルC2に出力したいと思います。

3桁の数字が5セル入ったワークシートの図

関数ライブラリでは、AVERAGE関数と同じ「その他の関数」→「統計」のリストにあります。こちらも統計で扱う関数なんですね。

MAX関数を選択した図

関数を選択後、A1からA5までを選択します。

MAX関数の引数ダイアログ

OKボタンをクリック。

以下、セルC2にMAX関数を適用すると「441」が出力されました。

MAX関数の結果を示した図

5つのセルにある数値「441」が、この中のデータの最大値(さいだいち)になります。

関数名は「何をするか」という仕組みを示しています。だから名前が変われば、答えも変わる。同じ範囲選択でも出力結果は異なります。

どうでしょうか? 3回目となると、だんだん見慣れてきて「関数ってこういうことか!」という気づきが出てきたら、とても嬉しいです。

範囲から最大値を探す関数もあるなら、一番小さい数字である最小値を探してくれる関数もあります。 次は、MIN(みにまむ)関数を見ていきましょう!

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ABOUT ME
榊 裕次郎
榊 裕次郎
Excel講師
1981年10月生まれのてんびん座、東京都出身。趣味は、旅行と料理とワイン。2025年、万博が大いに盛り上がるためにもがんばっていきます!

引き続き、青森・秋田・岩手でのお仕事ご依頼、お待ちしております!
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