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Lesson 042 – SUM関数について

Yujiro Sakaki

それでは、約500個ほどある関数の中で、使用頻度 No.1 となる SUM(さむ)関数 を使って、合計を求めてみましょう。

関数を使用する手順は、全部で4パターン(SUM関数のみ5パターン)あるのですが、そのうちの1パターン、 [数式]タブ からの出力をメインに説明をしていきます。

関数ライブラリを示した図

まずは、適当にデータを入れておきます。

セルE2にアクティブセルを置いた図

SUM関数を利用して、セルB2・C2・D2のデータの合計を、アクティブセルのある E2 に算出します。

[数式] タブから緑色の辞書「数学/三角」ボタンを選びます。

関数ライブラリ、数学/三角 を展開した図

この帯は、ABS ACOS ACOSH……と、ABC順に並んでいます。

SUM関数 の1文字目は「S」のため、スクロールバーを下のほうに移動して探していきましょう。

SUM関数を選んだ図

クリックすると、関数の引数ダイアログボックスが出てきます。

次のキャプチャのように、すでに答えが入っていますね。

SUM関数の引数ダイアログを示した図

数値1という引数(ひきすう)ボックスに、なにもしなくても「B2:D2」と範囲が入力されています。

Excelは賢いので、自動で取得できるときは自動取得してくれています。ただ、数値データが離れている場合や、うまく自動取得しないこともあるので、正しい範囲を取得できたかどうかの確認は必要です。

離れた箇所を足し算したいとき、数値2にそのセル範囲を選択しますが、今回は連なったセルを計算するため、使用は不要です。

合計値が算出された図

OKボタンを押した後、セル「E2」には、計算結果である「113」という数値が返されました。これがSUM関数です。

Lesson041 で説明した「関数」は仕組みであることをイメージしながら、次のAVERAGE関数に進んでいきましょう!

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榊 裕次郎
榊 裕次郎
Excel講師
1981年10月生まれのてんびん座、東京都出身。趣味は、旅行と料理とワイン。2025年、万博が大いに盛り上がるためにもがんばっていきます!

引き続き、青森・秋田・岩手でのお仕事ご依頼、お待ちしております!
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