ここから関数(かんすう)について触れていきます。

関数(かんすう)とは、Excelという表計算ソフトを使用するうえで、避けては通れない道です。

ここから先、Lesson042記事以降を開始する前に、一度004の記事005の記事に戻って、復習しておくことをおすすめします。

計算式は「=(イコール)」ではじまる。 そして、セル参照という操作方法、この2つの方法が当たり前の操作となってきます。

それではまず、関数(かんすう)とは何か? そこから説明していきます。

いつものExcel基礎講座で描く落書きを用意しました。 100円のコーラを自動販売機で購入するとき、私たちは100円を投入します。ボタンを押したとき、コーラが1本出てきますよね。

500円でも1000円でもコーラを買うことができますが、100円と違う結果で、おつりがそれぞれ戻ってきます。つまり、自動販売機は「100円入ったらコーラを出し、100円以上の金額が入ったら、コーラとその分のお釣りを出す仕組み」があります。

関数=処理の仕組み、と思ってください。

中学でも y = ax + b という一次関数をやりましたよね。x というインプット側があり、傾きa と 切片b の仕組みによって、y の結果が導き出される。

Excelの関数で例えてみましょう。

足し算の合計は、SUM(さむ)という仕組みを使用して、計算を楽に行います。平均結果の算出は、AVERAGE(あべれーじ)という仕組みを使用して、計算を楽に行います。

実例の数式をご覧ください。

=SUM(B2:B5)

こちらは、指定された範囲内を足し算で合算するSUM(さむ)関数と呼ばれているものです。数式であることは変わりないので、必ず=(イコール)が先にきます。

セル番地「B2~B5」までの範囲に入力した数値データを、ひとつひとつセルの引き出しから取り出して、SUMという自動販売機に投げ込んで合算しますよ、という式になります。

そのため、括弧の中を「引数(ひきすう)」と呼びます。

引き出しの中にある数を取り出すイメージで、引数(ひきすう)と覚えてください。 コロン(:)は、~(から)の意味を示していたのを思い出しましょう。

それでは、以下の数式はいかがでしょう?

=AVERAGE(B2:B5)

これは、セル番地「B2~B5」までに入力した数値データの平均を出しますよ、というAVERAGE(あべれーじ)関数です。

SUM関数とは仕組みが異なり、引数で指定された4つの引き出しから数字を取り出し、それを合計したあと、引き出しの数で割りますよ! という仕組みになります。

このように複雑な計算式も、仕組み名となる関数名を用いて、簡単に計算結果を引き出せるというわけです。さっそくいろんな例を用いて、次からは関数のLesson記事を開始していきます。

ここでの説明はここまで、おつかれさまでした。

SUM関数やAVERAGE関数は自動販売機のたとえ話でスムーズに説明できるのですが、関数が複雑になってくるとさすがにちょっと例えられなくなります。なので、ここで関数とは何か! それは仕組みのことだ! というイメージができれば合格です。

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