POWER(パワー)関数は、数値をべき乗してくれる関数です。

【構文】

=POWER(数値,指数) 

【使用例】

  • =POWER(3, 2) 
    数値「3」を「2」乗します。答えは「9」になります。
  • =POWER(B2,3)
    セルB2のデータを「3」乗します。
  • =POWER(B2,3)
    セルB2のデータを「-3」乗します。

「累乗」「べき乗」を正しく説明するのって難しいよね。累乗は指定するひとつの自然数(1から順々に1を加えていく数)をn回乗算することを指していて、べき乗は指定する実数(数直線上であらわされるすべての数。虚数以外)をn回乗算することを指しているので、べき乗の意味の中に累乗があります。だから、広い意味での「べき乗」を使ったほうが間違いないよね。

関数説明

この関数は、数値をべき乗してくれます。「3」の「4」乗をしてみましょう。

通常の数式の場合は「^(キャレット・ハット)」を使います。

これをPOWER関数で処理します。

POWER関数は、[数式]タブ→関数ライブラリの[数学/三角]にあります。

第1引数が数値で、第2引数が指数を指定します。どちらもセル参照で取得しました。

答えは「81」となりました。

べき乗なので、「0」でもできますし、「-3」でも可能です。

POWER関数の説明は、以上となります。

さえちゃんのPOWER関数ワンポイントアドバイス

POWER関数は一般的な業務では使わないけれども、統計解析の中で使ったりするので、わたしデータ分析やります! って方は、こういった計算式を知っておくといいかもしれません。基礎知識がないと、使いどころを判別できないのがこの関数の難しいところです。

業績をアピールするための、年間平均成長率というの求めてみましょう。

年間「平均」成長率、平均という言葉を使っているので、この場合は2年度~4年度の間のデータは使用せず、ブラックボックスとして隠してしまいます。

単純に、初年度の売上→5年度の売上に至ったのは、毎年どれくらい成長していったのか? スタートとゴールを結ぶだけの、非常にざっくりとした成長率を算出します。

年間平均成長率を算出する数式は、

(最終年度の売上/初年度の売上)^ (1/最終年度-1) = A

答えは以下のようになりました。

最後に、この結果  を1(100%)で引き算します。

これで、今に至るまで毎年18.9%ずつ成長していった! ということがわかりますよね。複利計算で数式確認を行ってみると、ちゃんと18.9%の成長率で5年後には「700」万円になりました。

繰り返しになりますが、平均なので、実績と比較するとだいぶ異なっております。

ですので、平均成長率というキーワードは中身を見ていない数値になりますので、ご注意ください。

POWER関数の使いどころはこのようにあるのですが、Excelを知っていても数式と答えの意味を知らないと使えない関数でもありますので、累乗・べき乗、どういうときに使えるのか?

そういう疑問が出てきたら、利用事例をGoogle検索して勉強してください! 間違いなく、数字力が POWER POWER しますよ!

関数ステータス

関数ライブラリの種類

数学/三角

数式の構文

=POWER(数値,指数) 

引数ダイアログ

Microsoft 公式サポート

POWER関数 - Office サポート