SECTOR 05 / CLAUDE CODE 実践ガイド

アプリ開発の手順

「いきなり作らせる」のは失敗のもと。調査 → 計画 → 小さく実装 → 検証 → コミットのリズムが、品質とトークンの両方を守ります。

準備 — CLAUDE.md を整える

新規なら /init。既存なら技術スタック・ビルドコマンド・規約を簡潔に記載。この投資が以後の全セッションに効きます。

調査 — Plan モードで読ませる

Shift+Tab で Plan モードへ。「ユーザー認証を追加したい。関連コードを調べて実装方針を提案して」と依頼すると、読み取り専用で探索し計画を提示します。

計画レビュー — 着手前に直す

「DB は SQLite のままで」「テストは Vitest で」など計画段階で修正。VS Code ならプラン文書にインラインコメントを書けます。方向違いの実装をやり直すより、計画を直す方が圧倒的に安い

実装 — 小さく区切って進める

1ファイル書いたらテスト、を繰り返すインクリメンタルが基本。脱線したら Esc で止めて軌道修正。

検証 — 合格条件を渡す

「この入力でこの出力」「スクリーンショットのこの見た目」など検証ターゲットを渡すと、Claude が自分でテストを回して自己修正。手戻り依頼が激減します。

コミット — 区切りごとに

「ここまでをコミットして」で、要約コミットメッセージ込みの git 操作まで実行。PR 作成も依頼できます。

プロンプトの書き方ひとつで結果が変わる

△ 曖昧◎ 具体的
このコードを改善してauth.ts の login 関数に入力バリデーションを追加して。メール形式チェックと、パスワード8文字以上の検証
バグを直してカート画面で数量を0にすると合計が NaN になる。再現手順は…。期待値は行が削除されること

曖昧な依頼はコードベース全体の走査を誘発し、トークンも時間も浪費します。対象ファイル・期待する挙動・制約条件を明示しましょう。さらに Fable 5 では「なぜそれが必要か」を添えると精度が上がります(→ 次章)。

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