SECTOR 04 / CLAUDE CODE 実践ガイド

スキルと拡張機能

スキル=「Claude に渡すマニュアル」。Markdown ファイル1枚で、知識の参照から定型ワークフローの実行までを仕込めます。

スキルとは

実体は SKILL.md という Markdown ファイル。.claude/skills/<名前>/SKILL.md に置くと、/deploy のようにスラッシュコマンドで呼び出せるほか、Claude が「今この知識が必要だ」と判断したとき自動で読み込みます。

.claude/skills/deploy/SKILL.md
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name: deploy
description: 本番デプロイの手順。デプロイ・リリース作業のときに使う
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# デプロイ手順
1. `pnpm test` が全件パスしていることを確認
2. `pnpm build` で本番ビルド
3. `git tag` でバージョンを打つ
4. デプロイ後、/health エンドポイントを確認

標準でも /simplify(コード簡素化)、/debug/batch などのスキルが同梱されています。

description が命:Claude はタスク内容と description を照合して自動発動を判断します。曖昧だと発動しません。副作用のあるスキル(デプロイ等)は disable-model-invocation: true で「人間が呼んだときだけ」に制限するのが安全です。

拡張機能の使い分け

似た顔ぶれの拡張ポイントが複数ありますが、「いつ読み込まれるか」で整理すると迷いません。

機能役割読み込み・コスト
CLAUDE.md常時適用ルール毎リクエスト消費
スキル知識・ワークフローのオンデマンド提供説明文のみ常駐、本文は使用時のみ
サブエージェント隔離コンテキストで作業し要約だけ返す部下本体の会話を汚さない
フックイベント時に決め打ちでスクリプト実行(例:編集のたびに ESLint)原則ゼロ(外部実行)
MCP外部サービス接続(DB・Slack・ブラウザ等)ツール名のみ常駐、スキーマは使用時
プラグイン上記をまとめて配布するパッケージ/plugins で導入・管理

組み合わせの定石は「MCP が接続を提供し、スキルが使い方を教える」。MCP でデータベースにつなぎ、スキルにスキーマと頻出クエリパターンを書いておく、という分担です。

Fable 5 世代の注意:旧モデル向けに細かく書き込んだスキルは、Fable 5 では「指示しすぎ」になって品質を下げることがあると公式ガイドが明言しています。書き換えの考え方は 06章 へ。
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