STAGE 06 / 総仕上げ

CCNA試験攻略ガイド

考えてみよう

知識を覚えることと、試験本番でその知識を制限時間内に発揮することは、同じことでしょうか?

ここまでStage01〜06で技術知識を積み上げてきました。最後に必要なのは、その知識を試験という特殊な環境でどう発揮するかという「戦略」です。少し考えてから読み進めてください。

知識と本番力は別物

これまでのレッスンで、CCNAが求める技術知識はひと通りカバーしてきました。ですが、試験本番では「知っている」だけでは足りません。制限時間の中で、独特の出題形式に対応しながら、正確に得点する力が必要です。ちょうどマラソンの練習をどれだけ積んでも、本番のペース配分や給水のタイミングを知らないと実力を出し切れないのと同じです。ここでは、そうした「本番での立ち回り方」を一般的な傾向として整理します。

出題形式の傾向

CCNA試験は、単純な選択式の問題だけでなく、いくつかの形式が組み合わされる傾向があります。代表的なものとして、ドラッグ&ドロップ形式(用語と説明を正しい組み合わせに並べる、手順を正しい順序に並べるなど)や、実機に近い環境を模したシミュレーション形式(CLIコマンドを実際に入力して設定・検証する)が挙げられます。形式が変わっても問われている技術知識の中身は同じなので、普段からCLIコマンドを実際に手で打って覚える練習をしておくと、シミュレーション形式にも落ち着いて対応しやすくなります。

出題比率について

CCNA試験には、各分野からおおよそどのくらいの比率で出題されるかという公式の出題ガイドラインが公開されています。自動化とプログラマビリティの分野は、他の主要分野(ネットワークの基礎、ネットワークアクセス、IPコネクティビティ、セキュリティ基礎など)と比べると比率は小さめに設定される傾向があります。ただし、出題比率は試験のバージョンによって変わることがあるため、正確な最新の数値は必ず公式の試験ガイドを自分で確認するようにしてください。この記事では、あくまで大まかな傾向として触れるにとどめます。

時間配分の考え方

試験全体の制限時間の中で、問題数に対してどのくらいのペースで進めるべきかは、事前に大まかな目安を持っておくと安心です。一般的には、1問あたりにかけられる平均時間を把握しつつ、シミュレーション形式のような時間がかかりやすい問題には多めの時間を確保できるよう、前半で知識問題を手早く処理しておく、という進め方が有効だとされています。1つの問題に固執しすぎず、わからない問題は一旦マークして先に進む、という判断も大切です。具体的な問題数や制限時間は変更されることがあるため、受験前に必ず公式サイトの最新情報を確認しましょう。

直前期の学習法

試験直前の時期は、新しい知識を広げるより、これまで学んだ内容の復習と定着に重点を置くのが一般的に有効だとされています。具体的には次のような取り組みが挙げられます。

試験でのポイント

試験本番での立ち回りにおいて重要なのは、「知識の暗記」と「時間内に正確にアウトプットする練習」を分けて考えることです。知識面はここまでのStage01〜06の内容でカバーできていますので、あとは模擬問題や過去のドリルレッスンを繰り返し解き、制限時間を意識した練習を積むことが得点力の底上げにつながります。また、出題形式や出題比率、問題数といった試験の細目は変更されることがあるため、本記事の内容はあくまで一般的な傾向として捉え、受験前には必ず公式の試験ガイドで最新情報を確認するようにしてください。

確認問題

CCNA試験の出題比率や出題形式の詳細を確認したいとき、最も信頼できる情報源はどこでしょう?

答えを見る

答えはCiscoが公開している公式の試験ガイド(公式サイト)です。出題比率や形式は試験のバージョンによって変更されることがあるため、書籍やブログなどの二次情報だけに頼らず、受験前に必ず公式情報で最新の内容を確認する習慣をつけましょう。

確認問題

試験直前期の学習法として、一般的に有効とされる進め方はどれでしょう?

答えを見る

答えは新しい範囲を広げるより、既習内容の復習と定着に重点を置くことです。各ステージのドリルレッスンを繰り返し解いたり、コマンドを実際に手で打って体に覚え込ませたりすることで、本番での対応力が上がるとされています。焦って新しい教材に手を広げすぎるのは、直前期にはあまりお勧めできません。

ゆみちゃん
ゆみ

試験は知識だけじゃなくて、時間配分や出題形式への慣れも大事な要素。ここに書いた出題比率や形式の話はあくまで一般的な傾向だから、必ず自分でも公式情報をチェックしてね。次はいよいよ最終回、Stage01からの総復習でこの講座を締めくくるよ。