第26回までで、Power BIの基本操作はひととおり身につきました。ここからは視点を少し変えて、「作ったレポートを、ずっと使い続けるための知識」に入っていきます。
第18回と同じように、前置きとしてここから何を学ぶのかを先にお伝えしておきます。大きく4つあります。
1つ目は、「さまざまな種類のデータソースに対応できる知識」です。
CSVファイルやデータベース、さらにフォルダーに保存されている複数のファイルを一括で取り込む方法などを学習します。ただし、SQL ServerやOracleといったデータベースへの直接接続は、少し専門的な内容になりますので、この講座では詳しい説明を割愛します。
2つ目は、「運用管理が楽になるデータ構造の設計」です。
分析に適したデータの持ち方として、「スタースキーマ」という考え方を学習します。「スキーマ」という言葉は、簡単にいうと「構造」という意味です。データベースにはさまざまなデータ構造の考え方がありますが、この講座では、Power BIで分析を行ううえで重要となるスタースキーマに絞って学習していきます。
3つ目は、「グラフのデータを正しく表示するための知識」です。
これまで学習してきた内容のプラスアルファとなる部分です。データの持ち方や、より詳細なリレーションの設定によって、グラフに表示される結果が変わることがあります。データモデルを適切に構成して、意図した分析結果を正しく表示できるようにしていきましょう。
4つ目は、「レポートが使いやすくなる便利機能の知識」です。
ドリルダウンやヒントの表示などを利用して、利用者がより直感的に操作できるレポートを作成する方法を学習していきます。最後はレポート作成に戻って、第26回までの復習も兼ねながら、この新しいパートをまとめていく予定です。
では、ここから具体的に「データ接続」から見ていきましょう。