はい、お疲れさまでした。ここまで、Power BIの操作を一通り体験していただきました。いかがでしたでしょうか。やはり一番大変なのは、ビジュアルの設定ではないでしょうか。
グラフの種類を選び、データの項目から必要なX軸やY軸などを設定する。そして、そこから色や書式設定、文字の大きさ、レイアウトなどを調整して、どのようなデザインに仕上げていくのか。このあたりが、Power BIを使い始めたときに特に時間がかかる部分だと思います。
そこで、テーマのところでも少しお話ししましたが、時間のあるときに、自分なりの「色のパターン」や「デザインパターン」を作っておくことをおすすめします。
例えば、「タイトルはこの大きさ」「この項目にはこの色」「背景はこの色」「グラフはこの書式」というように、自分なりのルールを決めておくわけです。そうすると、毎回ゼロからデザインを考える必要がなくなります。
自分のデザインパターンが決まっていれば、レポートを作成するときにもサクサクと作業を進めることができるようになります。
ここは、ぜひ時間を見つけて取り組んでみてください。
今回の初級編では、まずPower BIの基本的な操作を身につけていただくことを重視しました。そのため、色やデザインなどの装飾については、あえて細かく扱わず、基本的な操作を中心に進めてきました。
まずは、「データを読み込む」「ビジュアルを選択する」「必要な項目を設定する」「フィルターなどでデータを絞り込む」「必要に応じて書式を設定する」という基本的な流れを、迷わず操作できるようになることが大切です。
何度もPower BIを触って、繰り返し練習してみてください。
そして、もう一つ覚えておいていただきたいのが、生成AIです。
DAXのところでもご紹介しましたが、現在は生成AIという非常に強力なツールがあります。
「私は今、Power BIを学習しています。この機能について分からないので教えてください。」というように、分からないことをピンポイントで質問してみてください。
さらに、「この画面で、どのタブの、どの機能をクリックすればいいですか?」というところまで具体的に質問すると、操作手順をかなり具体的に教えてもらうことができます。
もちろん、AIの回答が必ず正しいとは限りません。ただ、分からないことを調べるための強力なサポート役として、ぜひ生成AIも活用してみてください。
それでは最後に、総仕上げの演習です。次のレッスンで、サンプルダッシュボードを作って、Power BI初級編を締めくくりましょう。