未経験採用としてパソコン講師で雇われたのに、最初の講座が「ビジネス研修」だったことは、いまだから言えることです。

そう、管理人の講座第一号は「ビジネス研修」だったんですね。

WordやExcelなら知識は問題なし、人前で教える経験がなくても大丈夫だろうと高を括っていたら、ビジネス研修ですと!? 名刺交換すらも当時スマートにできず、様々なシーンでの席次や、冠婚葬祭のマナーなども知りませんでした。

目的を失った大学教授のように、テキストだけを読み込むという最終手段しかなかったのですが、渡された講師用テキストを読み込んでいくと「PDCAサイクル」という章がありました。

こいつだ! あれをやるしかない!

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「紙のタワー」プレイ方法

受講生は25名と仮定します。1グループ4人〜6人が最適でしたね。その25名を5グループに分け、A4用紙の紙を各テーブルに10枚ずつ置きます。

PDCAサイクルについて、教科書的な説明をしました。

これからやるゲームのゴールを説明します。ゴールは「各テーブルの上にあるA4用紙の紙を使って、タワーを作ること。一番高いタワーを作ったチームが勝ちですよ」

以下のルールを説明します。

P:10分間、各グループ相談の時間です。

D:1分間で紙の塔を作ってもらいます。

C:5分間、失敗点を見つけたりして、また相談の時間です。

A:1分間で再度紙の塔の続きを作ってもらいます。

キッチンタイマーを使って、講師は開始と終了の合図をしてください。

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ゲームの中身としてはPDCAサイクルをゲームで学ぼう! といったもの。管理人が無数の人材派遣会社をめぐって仕事を探していたとき、どこかの派遣会社が教えてくれたゲームでした。

25名がみんな初対面の人たちなのですが、意外と盛り上がったんですね。

ただ、盛り上がって終わりだと社長から怒られそうだったので、最後はきちんと「このPDCAサイクルを守って作業をしましょう」的なアドリブのトークで締めて、無事に最初の講座を乗り越えました。

新入社員研修で何をやろうか迷っていたり、クラスのある環境でゲームをしたいというとき、是非試してみてください。

このゲームでの気付き

  1. 自己中心的な人ほど、相談をせずに紙を手に取り、ゲーム開始前に折ってしまう。
  2. 各グループに1人リーダー的な人がすぐ決まると成功しやすい。
  3. 不安定な高い塔を建てるよりも、手堅く低い塔を建てたチームも褒めてあげた(勝負は負けですけどね)。
  4. 誰もA4用紙の紙を触らない人は、20教室ほどやってみたけどいなかった。
  5. ゲーム終了後の地球温暖化貢献をしてしまった感はある。一度、新聞紙でやってみたけど塔がほとんどできなかった。裏紙がよかったですけど、なかなかないものです。