記念すべき、第1記事目の告白。

はじめに、どのくらい彼女がいないのか? と訊ねられるのですが、いつだって嘘を言うか、いつもその回答をはぐらかしてきました。

そういうと、理由はわかるでしょ。

お付き合いしてください、はいお願いします、といったケースが、これまでの人生、そもそもないんです。1回成功したことがありましたが、その次の夜に想像を絶する出来事があり、翌日自分から告白はなかったことに、ということもありました。女性を傷つけてしまいました。

なので、それは失敗ということにしています。

つまり、投稿日となる現時点では、彼女いない歴=年齢という構図が正解です。誰もが驚きますし、そもそも信じてもらえませんが、事実です。面食いだ、人を選びすぎている、もっと心をおおらかに、とは誰もが言いますが、まあこれについてはあとでじっくり記載します。

同性愛なの? とも言われたことがありますが、僕は女性が好きです。

さて、記念すべき1記事目、どのことから書き出そうかな? 最初は小学校2年生の頃の記憶、まずはこいつから払拭させてください。

過去の記憶 Case 1:8歳のバレンタインデー

女性が好きな男性にチョコレートを送るイベント「バレンタインデー」。

そんなイベントはいつからできたのか? 調べてみると、昭和30年代から始まったようなので、僕が小学生の頃には、既に定着していたイベントでもありました。

学校にお菓子を持ってきてはいけません。

そこらへんは厳しい小学校だったので、バレンタインデーとは、校則を破り、かつ好きな男の子に対して、チョコレートを渡すという試練があります。女の子からしてみれば、前日に作ったチョコレートを先生に取り上げられるかもしれない、ハイリスクなイベントだったのです。

1989年、2月14日は火曜日でした。

8時半、担任の先生が教室にくるちょっと前の時刻なので、8時20分ぐらいだったのを覚えています。何事もない朝、友達とファミコンの話をしていました。

すると、1人のメガネをかけた女子生徒が「○○さんがさかきくんにハート型のすごいチョコをもってきたんだよー」と、あろうことにか大きな声で言いました。

えー!!!!

ちびまるこちゃんのキャラクター「小杉くん」がいて、うまいもんよこせ! と奪ってくれればよかったのですが、残念ながら「はまじ」や「ブー太郎」しかいなかった。その後は公開処刑の血祭り状態と言いましょう、やんややんやで、大変な感じでした。

ストレスフルな1日でしたね。今でもときどき夢に出てきます。

他の男子生徒からの嫉妬に加えたいじめ、にやけた顔で「○○さんのことが好きなんだ」と言われ続けることに、終始怯えていました。黒板にはあいあい傘、自由帳には落書きを。

僕としては、その子のことはさほど想ってなかったので、かなり酷でした。いつもちょっかいを出していた別の女の子が好きだったわけですし。

受け取ったらダメだ。

クラスという逃げ場のない空間、小学生ながらにも、そんな危険性を感じ取っていたのでしょう。一生懸命作ってくれたチョコレート。当時の自分は、受け取ったら先生に見つかるかもしれない。友達が告発するかもしれない。もらったら、3月14日に返さないといけない(同じ状況が1ヶ月後に繰り返される)、好きな女の子から嫌われるかもしれない。

頭の中がぐちゃぐちゃになって、「はやく受け取れよ」というクラスを超えたからかいから、逃げるようにして帰ったのを覚えています。隣のクラスにもそれが知れ渡りました。結局そのチョコレートは、そのあとどうなったかわかりません。

この出来事には終息ポイントがありました。

小学校6年生の頃、家庭科の授業時にその話をする機会があって、あのときはごめんね、と謝る機会がありました。「超ショックだったんだよ」と笑ってはいましたが ^^;

からかわれるのがいやだ。

好きになった女性はけっこういました。けれども、からかわれるかもしれないという不安が勝り、女性に対して告白ができなかった、というケースが多かったように思います。

いつだって、からかわれるのが怖いです。いまだってそう。好きになった女性がいたとして、顔のない友達から「やっぱり面食いだ」「あいつ性格悪いぞ」「それ、騙されている」「あいつ他の男と付き合ってるじゃん」などなど、聞こえない声が聞こえてきます。

妄想による硬直といいましょう。現時点では、どうでしょう?

からかっていた奴らは皆結婚し、子どもを産み、家を買い、親として毎日を過ごしている。今度は独身であるがゆえに、結婚していない僕というからかいのネタとなっています。「お前の選ぶ女はいつもダメだ」「そんな女、最初だけだぞ」「金目当てなんだから、やめときなよ」

実際に言われたわけではありません。これも妄想です。が、やはり聞こえてきます。考えなければいいというアドバイスしかないかと思いますが、この声なきからかいは、自動思考なのです。無意識レベルにおいて声が自分に対して襲ってくるので、防ぎようがない。小学生の記憶のみならず、いままでの記憶がフラッシュバックのように蘇ってきます。

もう誰も覚えていない記憶なのに。

以前より心のコントロールはできるようになりましたが、どうも相手のアドバイスが、この「からかい」と感じてしまうと、最近は食って掛かるようにキレてしまいます。同じ席で酒を飲んでいるときは、特に気をつけてください。自分の怒りをコントロールできません。

つまりは、これが自分の欠点でもあるのです。

声なきからかいをコントロールしている→好きになった女性の欠点を見てしまった→声なきからかいが「ほらみたことか」と高らかに笑う→この時点で女性を減点評価として見てしまう。

人を好きなればなるほど疲れます。声なきからかいが消えない限り、そのため「面食いだ」「選びすぎだ」「妥協しろよ」というアドバイスは、結果的にもっともであり、うるさいのです。