統計局のテキスト

データサイエンス入門

総務省統計局のデータサイエンス入門。無料で学べるオンライン動画サイト「gacco」の中で開講中です。来月までなので、もうすこしExcelを勉強したい人はおすすめの教科です。

こんにちは! Excel講師の榊裕次郎です。

1ヶ月で学べる構成になっている、総務省統計局のデータサイエンス入門をオンライン動画で学習しました。統計の基本を押さえている人であれば物足りない内容にはなっていますが、データサイエンスをはじめて学びます! という人には、すごくいいカリキュラムだと感じました。

平均、中央値、最頻値、標準偏差、正規分布、標準誤差、信頼区間95%などなど、基本的な内容を網羅できる内容になっていることに加え、総務省のオープンソースデータ「e-stat」の使い方などが収録されています。

書店で購入する本は、その著者の通ってきたキャリアから記載されている内容のため、いきなりp値とかt値とか知っている前提で書かれている内容が多いため、本を買ったときは勉強した気になり、最終的に積読になってしまう本が多いのではないでしょうか。私もその一人ですw

大学生活は法学部だったので、微分積分までわかるような人ではありません。ですが、Excelの関数でこういう結果が出る、ということは網羅しています。

データ分析を指導するとした場合、汎用性の高い、骨となるカリキュラムがなかったので、この総務省が作成した講座内容を自分の中で消化できればいいなと思い、これをベースとして、まる1日で学ぶはじめてのデータ分析講座を作ろうと思いました。

目標は、売り上げ見込みを出すレポートの中で、全体の市場がどれくらいのものなのかを明記して、そのうちの何パーセントをこの施術で獲得しにいく、という論理立てをできる社会人を要請すること。

数字を理由に論理的な説明ができて、実行ができる。

まあ、私自身もやれといわれてすぐにできるものでもないのですが、Excel基礎講座に関していえば、東京の大学1年生から4年生までの総数は約300万人いて、その人たちが必ず私の講座を受けてくれるのであれば、600億円規模ということが推定されます。

そのうちの0.1%を押さえることができれば、年収6,000万円になるわけで、そうなるためには1ヶ月あたり、どれだけの受講生に対して教えればいいか逆算ができますよね。物理指導では体が間に合わないので、どうしたら0.1%を獲得できる動画教材を作成できるか?

というような推定からアクションをして、成果を評価していくというプロセスを成功させるとできる人というわけで、はじめてのデータ分析講座を指導しようと思うのですから、それくらいは自分で分析して成果を出していきたいです。

でないと、ダイエットできない人が教えるダイエット講座になってしまいますからね。来週からさっそくアクションに入りたいと思います。