こんにちは! Excel講師の榊裕次郎です。
以前の記事にも書いたような書かなかったような……よなよな歯を噛みしめているらしく、マウスピースをしながら眠っております。
本を売らなければならない、ブログを更新しなければならない、講座を募集しなければならない、プログラムをうまく動かさなければならない、仕事を維持しなければならない、○○ねばならないのストレスにやられてしまったのかもしれません。
そのストレスからの脱出を図るため、マウスピースをもって気分転換に2泊3日と旅行してきました。シルバーウイーク前を狙ってなので、東京駅の新幹線乗り場はご覧の通りガラガラでした。
これだけガラガラなのも気持ちがいい。
最近、行きだけグリーン車を活用しています。グリーン車にわざわざ乗らなくてもよかったと思うくらい、新幹線はガラガラでした。
名古屋駅に到着後、そのままJRに乗り換え、岐阜駅に到着。織田信長公も新型コロナウイルス感染予防のため、マスクをしておりました。
この日泊まったホテルは、都ホテル岐阜長良川。長良川沿いに位置する岐阜県の中ではゴージャスなホテルです。
宿泊客は数名程度、そのため部屋をアップグレードしていただきました。
部屋に荷物を置いて、長良川を歩きます。
川沿いはランニングコースとなっていて、走っている人もいました。
率直に、ものすごく気持ちよかった。マスクを外して思いっきり深呼吸をします。猛暑だった熱風から秋風に変わっていて、夏の終わり、東京では味わえない季節の変わり目を感じることができて、気持ちよかったですね。
ただまあ、この日の岐阜県の感染者数は0。東京都から来たので、道行く人と近づかないようにと反応してしまう、なんだか自分が病原菌のようにも思えてしまいます。
夜は同じGoogle AdSenseのゴールドプロダクトエキスパートとイタリアンで会食。
自分が払う気でいたのでワインを約1本分飲んでしまったのですが、なんということでしょう、ごちそういただきました。東京に来たときは、倍返ししないとですね。
翌朝、早くに岐阜からJRで京都駅へ出発。岐阜から京都までの移動は、大垣→米原→京都という乗り換えの流れになります。
大垣駅で米原線に乗るのにいつも不慣れで、そして米原駅を降りると目の前に新快速が止まっているため、毎回椅子取りゲームです。
でも、今回はガラガラだったのでゆっくりと乗り換えることができました。
京都に到着。ここではお墓参りを予定しておりました。
子供の頃は京都に来ると、まるで別世界に来た感覚があったのですが、今は渋谷に行く感覚とあまり変わりありません。
移動慣れしてしまった証拠でしょう。
で、お墓参り。写真を載せるのは控えますが、経木塔婆に筆ペンで文字を書き、お墓を掃除して線香と榊を立ててフルスペック装備、お墓を初めて写真に収めました。新型コロナで「リモート」が当たり前になりつつあるので、なかなか京都に来れない兄上にリモート参りということで、LINEに写真を送信しました。
墓を写真撮るのは縁起悪そうだなと思っていたのですが、目的があればなんてことはなく、こうやって行ってきた人が写真を撮ってなむなむできるのはいいですね。
お墓参りとはご先祖様のことを思い出し、近況を報告するという役割があるので、別に行かなくてもいいわけで。ただ自分は26歳から行かないと気持ち悪くなってきたので、行くようにはしています。
そして錦(にしき)に寄りました。京都の繁華街にある市場みたいなところで、京の台所ともいわれています。
こんな錦も久しぶり。新型コロナウイルス前は祭りのような状態。なかなか前に歩くことができないくらい混雑していたのに、寂しい光景というか、まあこれが昔の光景でもありますが。
すこしイラっとしたのが、店員のやる気のなさ。
店番をしているのか休憩をしているのかわからない。とりあえず店前で椅子に座って足組んでスマホをいじるのやめよう。京都は特にインバウンドに頼りすぎてきたところもあったからでしょうか? お前ら東京の飲食店みたいに、もっとやる気出せと思いました。
買う気を失い、離脱。
錦から歩いて15分、八坂神社もこのとおり。
感染防止のため、鐘を鳴らす縄は賽銭箱の中へと固定され、手をかざすとスピーカーから鐘の音が鳴る最先端な仕組み。来年からまた厄年なので、お払いにこないとですね。厄年と戌亥天中殺が連続した20代、よく耐えたなと。
なので、パターン化できたので30代の厄年はさほど恐れていない。20代よりもスキルと経験があるので、内臓系の病だけ気を付けていればまあ大丈夫でしょう。
京都の混雑ぶりには幻滅していたので、いつの間にか京都で1泊するということはしなくなりました。だけど、この街並みだったら本来の京都らしさがあるので、厄払いにきたときは1泊ゆっくりしたいなと思いました。
お参りをしたら、このままJRで大阪へと移動します。
大阪駅を降りて散策すると、変なカエルがいました。
大阪駅も東京駅のように工事がいろいろと終わり、フェンスのあったところが取り外しされて、なんだかオシャンティーなビルが立ち並んでいました。
この日、泊まったホテルはモクシー新大阪。
ほとんど福島のほうで、歩くの大変だったけど、アメリカンなホテルで海外泊のような感じがしました。残念ながら写真を1枚も取っていない…。そうそう、チェックインの際にウェルカムドリンクで生ビールを1杯頂けたんだ。おいしかった。
既に2万歩歩いているので、シャワーを浴びて着替えてから出発。仕事終わりの(在宅ワークだから自由に切り上げられるとのこと)友達2人と合流、イタリア料理の次は、スペイン料理を堪能しました。ちゃんとしたパエリアを食べたって気分。
午後6時にお店に入って、出たのは午後11時だった。どんだけしゃべって飲んだのやらw
3日目は、チェックアウトギリギリまでホテルに滞在してから、お昼に芦屋へと向かいます。ランチはGoogle繋がりの方と懐石料理。
父の同級生が営む懐石料理「あめ婦」さん。
写真を撮りすぎてしまい、全部アップすると大変なので、のどぐろを。旨味のある脂がこれでもかというほど乗っていて、本当においしかったです。
おなかが目一杯になり、お礼を言って退店。
その後、30分ほどちょっとだけ打ち合わせをして、新大阪駅に戻ります。
帰りの新幹線もこんな感じでガラガラ。いつもはしないのですが、座席を全開まで倒してみました。
この差、すごいよね。新幹線の座席問題、座席の後ろの空間は誰のものか? 早く全新幹線がシェル型構造になることを祈ります。
この2泊3日で出会った人以外はほとんど密ではなかったのですが、品川下車→山手線乗り換えが一番密でしたね。サラリーマンが多いので、仕事連中が多い。だから電車の中でマスクをしながらべらべら仕事の話をする。ああ、いやいや。
旅の締めは東海道新幹線弁当! これが酒のつまみによく合います。
岐阜・大阪・兵庫と、おいしいものをものすごくいただきました。きっとせっかく来たのだから祖父母がうまいものを食えと調整してくれたのだと思います。ただ、京都でいつも行く美濃吉さんに寄ろうとしたのですが、胃がついていかず、1食抜いてしまいました。ごめんなさい。なかなか年ですな。
さて、マウスピースを持って行ったのは前述のとおりですが、マウスピースを一度もしないまま家に戻りました……。歯は痛くないのできっと噛みしめはしていなかったのだと思います。ストレス発散しましたね。
最後に、僕の隠れ目標として1都1道2府43県の踏破というものがあるのですが、今回の旅路のように、どこに行っても知り合いがいて、飲んでくれるという人脈作りができているのは、なんだかすごいと自分自身感じました。まことにありがたいことです。
慕われる、ということを目的にしてしまうと方向性を間違えそうになりますが、自営業としての仕事をこれからも丁寧にこなしていくぞと思った2泊3日でした。