飲み会に誘うことも、また誘われることもなくなり、なんだかそのストレスを発散したいため、マイ包丁をAmazonで購入し、料理を本格的にはじめたのが先月です。
仕事場となる乃木坂の事務所は、小さなワンルームの賃貸物件なので、キッチンスペースも一人サイズ。1979年という数字があるので、シンクの右側にある電熱線クッキングヒーターは、昭和時代に作製されたものかと思います。
事務所で調理をすることはそもそも考えていなかったので、荷物の緩衝材として使われていた発泡スチロールで加工したものを電熱線クッキングヒーターに被せて土台にし、その上に瞬間湯沸かし器を置いていました。
しかし、コロナ禍に陥り、いまではランチで外食するのも気が乗らなくなります。
料理にどんどんのめり込み、事務所でも調理ができるんじゃないか? と思い立ち、休日、キャン★ドゥで400円のフライパンと、300円のガラス蓋を購入しました。
時間にして3年と6カ月、これまで発泡スチロールで[封印]していた電熱線クッキングヒーターを[解放]します。
契約当初から抜いたままのコンセントプラグを差し込み、フライパンに水を入れ電気を流してどのくらいの火力になるかを調べてみました。もちろんガスには到底及びませんが、調理するには十分な火力を確認したのです。
無機質だった事務所に、色彩豊かな命が吹き込まれた感じを受けました。キッチンは重要ですね。
十分料理ができることが判明したため、調味料などを買いそろえ、このように事務所でマイキッチンを構えることができました。
乃木坂エリアは外食すると、だいたい1,000円程度かかります。
自炊すれば1食あたり500円程度で済ませることができるので、電気代はかかるにせよ、料理をする楽しい時間が相当のリフレッシュとなり、仕事にも+になりそうです。
ただ、匂いが部屋に充満して生活臭を出さないよう、それだけは気を付けたいと思います。