人は監禁状態に置かれると、脳はエネルギーを節約するために「減速」するとのことです。

緊急事態宣言が終了して、元の日常に戻り始めた6月上旬あたりから、1週間が本当に早く感じるようになりました。7月も気づけばもう中旬ですからね。

日曜が1日すぐに終わり、月曜日になれば火曜日になり、火曜日の夜になると、もう水曜日。木・金と惰性的に過ぎ去っていって、土曜日が到来する……。

30代後半の時間感覚は、ただでさえ早いというのに、拍車がかかっている気がしてなりません。

この「減速」は、南極の研究者たちに起きる現象としても挙げられていますが、東京にいながらも行動の制限が原因となって「減速」現象が自分の頭の中で起きているのでしょう。

幸いにも、まだ新型コロナウイルスに蝕まれることなく、仕事量も収入も減ることはありませんが、人との対面が圧倒的に少なくなっています。客先で飲んだり、イベントに参加したり、春から予定されていた国内移動・国外移動の出張も、今年はすべてなくなってしまいました。

まあ、よくこのコロナ禍を臨機応変に対応しているほうです。そこは自分褒めをしたい。

ただ、コロナ禍が去った日に今の時間軸を振り返ろうとすると、このときに何をやったのか、事細かに思い出すことはないのかもしれません。

直前の2月にびくびくしながら出かけたニューヨーク出張の1週間が、まだ昨日のように記憶に残っています。全身全霊で刺激を感じていたため、脳はフル稼働で「加速」していたに違いありません。

この「減速」現象に対し、抵抗したことといえば……

  1. 自宅⇔事務所まで徒歩で移動してみる。
  2. マイ包丁を購入して、料理に挑戦してみる。
  3. 新しいオンライン講座を開催してみる。

と、普段やらないことをチャレンジしてみました。

陸橋の写真

徒歩90分の移動。最初はきつかったけど、慣れるとなんてことないものです。

包丁を買って、たまねぎのみじん切りから始めてみました。

1時間で完結するデータ分析講座を作ってみたり。

従来の全体の行動を「100」と数値化した場合、この3つはせいぜい「5」程度。たかが知れています。もっとアクションを取るべきですが、「減速」というステータス異常を受けてしまったためか、どうも頭が働かないので困ったものです。

ふと頭によぎったのが、風林火山。

新型コロナウイルスも、日に日にクラスターが発生! という報道も出ており、PCR検査の数が多いから感染者数が多いのは当たり前! 過剰な自粛禁止! 経済を止めるな! と、そういった投稿も多く目につきます。つまり、総じて混乱状態です。

ただ、なんとなく市中感染が静かにはじまっていると、私自身は判断しています。

20代30代の行動制限ができていない以上、高齢者にまた蔓延して医療逼迫するという見積もりを立てているので(予想が外れていればそれに越したことはない)、動かざること山の如し、目の前の仕事を的確に処理するのが今の時期なのかなと、この記事を書いて思い至りました。

ただ、冒頭にも述べた「減速」というステータス異常は、疾(はや)きこと風の如く動く必要があるときに動けなくなってしまう恐れがあります。そうならないために、1日1日を丁寧に過ごしていかないとな、と改めて思いました。

今日はそんなブログでした。


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