講師歴で初のテレビ会議システムを使った映像研修を行いました。

昨日はテレビ会議システムを使った企業研修を行いました。遠隔地へのリアルタイム講習は、講師歴10年目のキャリアの中でも、初めてです。

本来であれば、現場に出張しての講座形式となる研修依頼だったのですが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言も出ている状況のため、相談に相談を重ねて、東京支社のテレビ会議システムを使った研修となりました。

リモート研修の場となる建物は、住友不動産の麻布十番ビル。

乃木坂にある私の事務所からも徒歩20分なので、なるべく人とすれ違わない最善を尽くしたルートで向かいます。事務所を拠点とした気晴らし散歩が、こういうときに生きるものです。

桜庭ななみさんが歌っている、三菱地所を見に行こう♪ ではないのですが、住友不動産のビルはどういうわけか好きです。

講師になって、まだキャリアが少ないころ、住友不動産・飯田橋駅前ビルでよく研修をしていたからかもしれません。住友不動産のビルは、私にとって「ホームグラウンド」なのでしょう。

さて、研修は大きな会議室を割り当てていただき、1人だけで行います。完璧にコロナ対策ができた研修でした。

ここからチャレンジ。


モニタを通じて、新入社員の方たちの顔がそれぞれ見えるのですが、自分のマシンの操作画面とリモート側の画面を横に並べているため、ほとんど顔が見えません。

当然のことながら、向こう側の皆さんもマスクをされています。

壇上に立って話す人は、誰もが自分に合った<話すテクニック>をいくつか持っています。

私も場数を踏んで習得したテクニックのうち、普段は大勢を見ながらも、波長のあった特定の参加者にフォーカスをあてて話す、ということを行っています。

波長のあった、というのは、自分の話していることに対して、うなずいたり、メモをタイミングよく取ってくれる人のことを指します。

自分の話に都度反応してくれる人がいると、話しやすさが増すのです。

会話の間も取ることができるので、30人でも100人でも1000人でも、同じペースで話すことができるのですね。

予想はしていたけれども、今回はそれが使えない。

映像はあるものの、反応を確認できない。なるほど、これが講師の無観客試合かと思いました。

「先生、よろしくお願いいたしますー」

その手法が使えないのであれば、過去の受講生を誰かひとり想像するしかない。はじまれば、ここから職人芸の披露です。

自己紹介もできるかぎり簡潔に、動画教材を録画作成するよう、なるべくカメラのレンズを見ながら、淡々と話し続けます。

研修時間は50分×4時間だったのですが、ひととおり講師歴10年分のスキルを投入して、全員に伝えられるよう、パソコンの右側に置いた時計を気にしながら、一人だけの会議室で話し続けました。

どうだったかな……。

3時間目になると、この無観客試合にも「慣れ」てきてしまったので、会話のスピードが速くなってしまいました。

この「慣れ」が、もしかしたらこの状況における講座での最大の敵なのかもしれません。要改善ポイントが見つかりました。

明日から映像教材をたくさん作って、もっと安定した話術を習得します。

無事に4時間凝縮した研修が、今日からの業務に役立ってくれていることを、ただただ祈るとともに、最後に研修を受けていただいた全員の方に、ひとこと叫んで締めくくります。

現場の即戦力に1日でも早くなってください!

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