講座をしなければ、講師として自分の収益はありません。
2020年3月現在、4月まであった講師業はすべてキャンセルとなり、インバウンド事業で苦しむ業界と同じくらい、自分の仕事にも影響が出ています。
新型コロナウイルスの収束を願うしかありませんね。
テレワークが推奨される3月上旬、オンライン会議のツールとしてメジャーとなった「ZOOM」を利用して、はじめてオンライン講座をやってみました。
普段やらないことをチャレンジするいい時期です。
(※後記 2020/4/9現在 ZOOMはセキュリティ上だめだった…)
リピーターの受講生にご協力いただき、本日人生初となるオンライン講座、1対1で「まる2時間グラフ作成講座」を開催しました。
通常は2時間講座ですが、ZOOMのミーティングルーム作成など、初めて尽くしのことに戸惑い、結局4時間講座となってしまいました。
しかし、オンラインレッスンを行う上での注意点を見つけることができました。忘れないうちに、ブログでメモをしておこうと思います。
オンラインExcel講座の注意点
- 講師自身が、パソコン画面に向かって話すことに慣れるよう、話す練習をする必要がある。パソコンに向かって話すのは、通常の授業よりもすこし話しづらい。
- 自分のマシンは高スペックであるけれども、受講生のマシンスペックに配慮しないといけない。リアルタイム接続は負荷がかかるので、見積もって最大50分までという制限を設ける必要がある。
- 受講生にはスマホかタブレッドで映像を見てもらい、パソコンを操作してもらうのが理想。パソコンの画面を講師画面で占領してしまうのは、効率がよくない。
- 教材は1問1答方式のものがやりやすい。操作状況が見えないので、ひとつの指導に対して手順が多いと大変。
- 補助資料として、作成済みの動画教材と合わせて行うと効率がいい。
- 講座開始前に30分は接続動作確認時間を設ける(意外と時間を要す)。
- 連絡用チャットのアプリを決めておく。
- 受講生の質問は、メモ帳であらかじめメモをしてもらい、最後にまとめて伺う。
1回目のグラフ講座を通じて、30分接続確認・50分講座・10分休憩・50分操作・10分質疑応答で2.5時間が理想な時間と割り出しました。
Excelだけではなく、50分で操作説明をし終えることができる講座開発をしていく必要があります。
Excel以外にも、自分自身がオンライン講座という手段を使ってでできること・役に立つことを考えないとですね。
この新型コロナウィルス騒動。2020年の1月、まだ中国武漢での出来事、つまり「海外の出来事」としか捉えていませんでした。
あれから2か月後、日本国内に浸透し、自分自身の仕事にまで影響を出して、4月末まで仕事が消えることになろうとは……。
普段と異なる状況に陥ったとき、普段見えない景色が見えてくる。さあ、このピンチをチャンスに変えてやりましょう!