平成最後のExcel基礎講座107回目(4/30)、そして令和最初のExcel講座108回目(5/2)と講座が終了しました。

講座前は、必ず事務所で旭松さんの長ねぎお味噌汁をいただきます【写真】。今日現在までの習慣でして、あつあつのお味噌汁を飲んでから講座に挑まないと、なんだかしっくりこないようになりました(ちなみに具材は長ねぎと決まっております)。

平成最後の講座、そして令和最初の講座。どちらも絶対に成功したいと思い、いつもより気合いを入れて飲みました。

講師はいい受講生がいてこそ育つ、という実感を得ています。時には招かれざる受講生と遭遇してしまい、それを証明するかのようなアンケートとレビューに、ときおり苛立ちを覚えたりもします。

そういった受講生ばかりの出会いだと、講師自身も陰湿になっていくので、それ以上に自分をプラスにしてくれた受講生と、これまで数多く巡りあってきたことの感謝に気づかなくてはいけません。

時代を繋ぐ107回108回も、とても明るく楽しい方たちで、私自身120%の力を出して指導することができました。

しかし同時に自身が作り上げたこの講座のクオリティーを維持できるかどうか、不安もよぎります。料理人が毎回同じ料理を提供し続けることができるかどうか? そんな悩みと同じですね。

Excel基礎講座の中で、一番指導が難しいのがVLOOKUP関数です。

最初の説明で腑に落ちない方には、検索値を「基準」という言葉に置き換えて説明を繰り返したり、検索値をレジで読み込むバーコードを例えにしたりと工夫をしますが、初めてこの関数を使う人にとってのハードルはとても高いものです。

今日のVLOOKUP関数の説明はわかりやすかっただろうか?

いつものレストランのマスターに相談すると、自分もときどきソースを作る調味料の配合間違えることがあるんだーと笑って話してくれました。

季節によって味覚も異なるので、完全一致ではなく若干の誤差はあった方がいい。

クオリティを維持できるかという不安自体が杞憂なのかもしれません。次回参加の受講生にも、1発で腑に落ちるVLOOKUP関数の説明ができるよう、ほどよく自然体の講座をします。