Google Adsenseではエキスパートユーザーの管理人です。

という前置きだけしておいて、本題に入ろうかなと思います。広告の出稿者、また、漫画の執筆者には申し訳ないのですが、ちょっとばかしクレーム的な記事を書きました。番組がBPO審議入りすると、嫌だったら見なければいい、というコメントもありますが、この案件は全体のルール違反ですので、Google側で対応してくれないかな? と疑問に思っているところを、原稿用紙6枚くらいにまとめてみました。

さすがにこの広告は厳しかったもので……。それでは綴ります。

前置き

多少、専門的な内容となることをご了承頂きたい。

Google Adsenseとは、Googleが提供するサイト運営者向けの広告配信サービスである。自分(自社)のWebサイトに広告コードを貼り、その広告において収益を得るというプログラムだ。

また、Google Adwordsとは、Google社が運用する広告主向けの広告配信サービスである。Adsenseの逆で、様々なサイト運営者のサイトに広告を載せるといったプログラムだ。この間に、サービスを提供しているGoogleが介在することで、以下のような循環図が構築される。

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  • サイト運営者は、良質なコンテンツを配信し、自分(自社)サイトへ訪問者を呼び込む。
  • その訪問者がAdsense広告を見て、広告主のサイトにアクセスし、商品・サービスの購入を得る。
  • Googleは、広告主より広告配信手数料をいただき、サイト訪問者には広告クリック数に応じて収益を支払う。

サイト運営者は、Adsenseプログラムを利用することでマネタイズができ、広告主も自社サービスが売れて売上を出し、Googleも利益を得るとなる循環図ができあがる。

ただし、これらがきちんと運用されるためには、それぞれガイドラインが存在する。

Webサイト運営においては、コンテンツガイドライン、また禁止コンテンツというポリシーも存在しており、つまりはこの循環図を維持するためのルールが設定されている。Adsense広告については、クリック単価性を採用しているので、自分で何度もクリックすれば、打ち出の小槌のようにお金が入ってくる。だが、それはポリシー違反となり、アカウント無効とされるだろう。

ポリシーに違反すれば、たとえ管理画面に見積金額が現れたとしても、広告主を保護するべく、無効なクリックに関しては返金がなされる。そして今後二度と、自分のサイトに広告を配信できなくなるといった、厳しい決まりがあるのだ。

本題

私も日頃、Google Adsenseの公式ヘルプフォーラムで回答をしており、本日まで通算2000回答以上はしてきたと思う。だからこそ、この状態が気がかりであり、この記事を書くに至った。

明らかなるポリシー違反広告

サイト運営者は、広告コードを貼り、そのスペースにAdsense広告が自動的に配信される。その配信システムには、インタレストマッチ(サイト閲覧者の興味に基づいた広告)と、コンテンツマッチ(そのサイトテーマにあった広告)の2種類に基づいて自動配信されている。

さて、私のサイトに登場する広告をキャプチャしてみたが、中でも一番ひどかった広告を掲載する。執筆者の方には申し訳ないのと同時に、もう少し違う絵で出稿してほしいと切に願う。

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こういった広告以外にも、見ていてうんざりするような広告を毎日のように見かけている。掲載された広告に載った画像を文章化してみよう。

結婚式で別の男とセックスをしている新婦のビデオが流れる1コマ広告、食事をしていたら、人間の歯が出てきたという1コマ広告、泣き止まない子供をこれから殴るかのような1コマ広告、女性を出産マシーンのように取り扱い、出産が終わったら処分されるということを語っている1コマ広告、元気のよかった先生が変わり果てた姿になり、トイレで倒れこむ1コマ広告……。

どうだろう? 広告の画像から、こんな文章を書くことができた。これらはスマートフォンにおいてよく配信されている。キャプチャを撮った広告の絵はもう一枚あり、それは泣き叫ぶ赤ちゃんがベビーベッドにいて、部屋中が汚物にまみれているといったシーンだ。

私がそれらのようなテーマでサイトを作成しているのだろうか? 私がそれらの漫画のような興味を持っているのだろうか? 私が酔っぱらって正常な判断ができなくなったとしても、それは違うと言えるだろう。

Adsense広告は、広告自体もコンテンツとして認識している。つまり、アダルトビデオの作品を並べたガジェットを入れたりすると、アダルトというカテゴリーで、それもポリシー違反ということだ。

キャプチャをした広告について、どう感じているだろうか? 漫画全体を読めば、児童虐待を防止するためのストーリーなのかもしれない。作者には申し訳ないが、表現の自由こそあれ、私はこの漫画を読む気にならない。自サイトのみならず、他サイトでもほぼ毎日この絵を見た。苦痛だった。スマートフォンでサイトを閲覧していて、何度もこの広告が登場したため、私には児童虐待を推奨している作品のように感じている。

児童虐待については、Adsenseポリシーの中でも一番重いものだと認識している。つまり、警告なしにAdsenseアカウントが無効となるといった処分だ。

もし、これがAdsense広告でなく、例えばi-mobileやAmoadなどの広告ネットワークで配信されているものであれば、私はフォーラムにおいて、「児童虐待を彷彿させるコンテンツは、一発アカウント無効となる恐れがあるので、Adsense広告との併用はおやめください」というアドバイスをする。だが、これはAdsense広告なのだ。Googleの管理するアドネットワークで出稿された広告が、Adsenseアカウント無効に値する広告を配信しているのではないかと感じている。

正直、当サイトでもAdsense広告の運用を辞めようか考えた。ここ数か月、Adsense広告が苦痛なのだ。デフォルトブラウザをFirefoxにして、広告をブロックしてもいいのだが、そうなるとエキスパートユーザーとしての任務を遂行できなくなってしまう。

さすがにキャプチャを撮らせていただいた広告は、私の逆鱗に触れた。6時のニュースでも、この手の情報を知ってしまうと苛立ってしょうがない。書かずにはいられなかった。

まとめ

自身のブログでこのようなことを記載するのはあまりなく、けれどもAdsense広告にはもう7年近くお世話になっているので、お世話になっているからこそ書いた次第でございました。

立場上のこともありますし、不適切であれば記事を取り下げようとは思います。